ブラックジャックは還元率が約99%以上になる比較的勝ちやすいカジノゲームです。
ただし、ゲーム中に「ヒット」「スタンド」「ダブルダウン」と言った様々なアクションをプレイヤーの判断で行うため、アクションのタイミングを間違えてしまうと勝率が下がってしまうケースも少なくありません。
ブラックジャックにおける判断のミスを減らすため、確率を元にアクションを表にまとめたものがベーシックストラテジーです。
このベーシックストラテジーを使用することで、場面場面で最も勝率の高いアクションを判断できるため、還元率を約99%に限りなく近づくことができます。
今回は、ブラックジャックをプレイする人ならぜひ覚えておきたい必勝法『ベーシックストラテジー』についての仕組みやその手順を紹介します。
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この記事を読んだらわかること
- ブラックジャックのベーシックストラテジーとは
- ベーシックストラテジーにはハード、ソフト、スプリットの3種類がある
- ブラックジャックのベーシックストラテジーを実際に使ってみた
- ブラックジャックのベーシックストラテジーを使う際の注意点
目次
- ブラックジャックのベーシックストラテジーとは
- ベーシックストラテジーの作り方
- ベーシックストラテジーの使い方
- ブラックジャックのベーシックストラテジーの種類
- ハードハンドの使用例
- ソフトハンドの使用例
- スプリットの使用例
- ブラックジャックでベーシックストラテジーを使う場合の注意点
- インシュランスには賭けない
- 本場のカジノには表を持ち込めない
- ブラックジャックのベーシックストラテジーまとめ
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは
ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックで選択しなければいけないアクションをまとめた表です。
この表は、最初に配られるプレイヤーとディーラーの手札に対して最も勝率が高いアクションをまとめているので、うまく活用すれば勝率を簡単に上げることができます。
ベーシックストラテジーの作り方
「勝率が高いアクションってどうやって導き出しの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。そこで、どのようにしてベーシックストラテジーが作られたのか解説します。
まず前提知識として、ブラックジャックはプレイヤーとディーラーにそれぞれカードを配って合計が21に近い方が勝ちです。
プレイヤーは3枚目から自分で次のカードを引くかどうかを決めることができ、このとき引いたカードの合計数が22以上になるとバーストという無条件の敗北となるルールも存在します。
そのためブラックジャックにおいて、プレイヤーが今この場面で「カードを引くか?」「それとも相手のバースト待つか?」という判断が非常い重要です。
以下は、アップカードの数字によってディーラーがバーストする確率です。
アップカード | バースト率 |
---|---|
2 | 35.30% |
3 | 37.56% |
4 | 40.28% |
5 | 42.89% |
6 | 42.08% |
7 | 25.99% |
8 | 23.86% |
9 | 23.34% |
10(10,J,Q,K) | 21.43% |
A(1/11) | 11.65% |
ディーラーのアップカードが「A」の場合は最もバースト率が低いですが、「4、5、6」などはバースト率が40%を超えています。
次にプレイヤーのバースト率も確認しましょう。
プレイヤーに配られた2枚のカード合計数を基準に、次の一手でヒットした場合のバースト率を表しています。
プレイヤーの2枚カード合計 | ヒットした場合のバースト率 |
---|---|
11以下 | 0% |
12 | 31% |
13 | 38.55% |
14 | 46.15% |
15 | 53.85% |
16 | 61.54% |
17 | 69.23% |
18 | 76.9% |
19 | 84.62% |
20 | 92.3% |
カードの合計が11以下ではバースト率が0%ですが、「14」以上が40%を超えて、「18」以上は80%近い数字になっています。
これは、カードを5回引いたら4回はバーストする可能性があるということになります。
このように、様々な手札のパターンを計算して、勝率の高いアクションを一目で確認できようまとめたのがベーシックストラテジーです。
ベーシックストラテジーの使い方
では、ベーシックストラテジーの具体的な使い方を解説します。使い方は簡単なので、誰でも使用できるようになります。
表では、プレイヤーハンドとディーラーのアップカードの数字以外に様々なアルファベットが書かれています。このアルファベットが示しているのは、プレイヤーが次に行うべき以下のアクションです。
- H:ヒット
- S:スタンド
- R:サレンダー(できない場合はヒット)
- D:ダブルダウン(できない場合はヒット)
自分のカード合計数とディーラーのアップカードの数字を照らし合わせ、双方の交点に示されているアクションを実行していきます。
もっとわかりやすく解説するため、一例をご紹介します。
プレイヤーに「5」「7」の2枚が配られ合計が「12」、ディーラーのアップカードが「6」であったとしましょう。
プレイヤーカードの合計数「12」とディーラーのアップカード数「6」をベーシックストラテジーの表で照らし合わせると、交点には「S:スタンド」が示されています。
この場合、プレイヤーがヒットするよりも、ディーラーのバーストを待つ方が勝つ確率が状況であると言えます。
ディーラーの2枚目が仮に最も数字の大きい「10」であっても、合計数は「16」になり、『ディーラーは17以下の場合スタンドができない』のルールが適用され3枚目を引く必要が出てきます。
ディーラーは3枚目で1~4のいずれかを引かなければバーストとなり、プレイヤーの勝ちとなります。
ベーシックストラテジーはこのような、その時々に適した判断を行うために非常に有用となるのです。
ブラックジャックのベーシックストラテジーの種類
ベーシックストラテジープレイヤーが最初に引くカード次第で以下の3種類の表を使い分けます。
ベーシックストラテジーの種類
- ハードハンド
- ソフトハンド
- スプリット
最初のストラテジー表を使用しても、成果は出ますが『Aを11として数える場合』と『同じカードが出た場合』のストラテジーを同時に使用することで、より効果の高い選択ができます。
ハードハンドの使用例
ハードハンドは、冒頭に紹介したベーシックストラテジーの表を使用します。
使用場面として、「A」を「1」と数えるか、「A」を含まないプレイヤーハンドの場合に使用します。
実際に オンラインカジノでプレイしてみます。
プレイヤーのカード合計が「15」、ディーラーのアップカードが「6」です。
「A」がなく、かつ同じ数字のペアもないのでハードハンド表に照らし合わせます。表では最善のアクションが「S:スタンド」となっていました。
ここでヒットした場合のプレイヤーのバースト率は53,85%と高確率で、ディーラーのバースト率42,08%をはるかに超えます。
次のアクションでヒットするメリットはとても低いので、ハードハンド表が示す通りにスタンドしてディーラーのバーストにかける方が得策と言えるでしょう。
プレイヤーのスタンドにより、ディーラーのホールカードは「8」・3枚目も「8」で合計「22」となりました。ディーラーがバーストし、プレイヤーの勝利です。
ソフトハンドの使用例
ソフトハンドは、配られたカードに「A」が含まれている場合に使用します。
こちらも実際のゲームで使ってみます。
プレイヤーのカード合計が「7/17」、ディーラーのアップカードが「10」です。
プレイヤーのカードが「A・7」なので、最善のアクションは「H:ヒット」です。「A」は「1」もしくは「11」と数えられるため、ソフトハンド表ではヒットと示されるケースが多くなります。
ソフトハンド表の通りにヒットすると、プレイヤーの3枚目は「3」。「A」が「11」の役割もできるので合計が「20」になりました。
ここでスタンドし、ディーラーのターンとなります。
ディーラーのホールドカードが「2」・3枚目が「J(10)」で合計「22」になり、バースト。プレイヤーが勝利しました。
スプリットの使用例
スプリットは、プレイヤー側の最初の2枚が同じ数字だった場合に使用します。
今回はプレイヤーのカード合計が「2/12」、ディーラーのアップカードが「6」となりました。
上記の数字をスプリット表に照らし合わせると、次のアクションが「P:スプリット」と示されていました。
「A」が2枚の場合、「2」と数えてヒットするよりもスプリットして両方にブラックジャックが出るのを期待できます。
したがって、スプリット表ではディーラーのアップカードがどのような数字であっても、「A」が2枚の場合の次のアクションは「スプリット」一択です。
スプリット表に従って2枚の「A」をスプリットした結果、1つ目の「A」に「6」が出て合計「17」・2つ目の「A」に「Q(10)」が出てブラックジャックとなりました。
ディーラーのホールドカードは「J(10)」・3枚目が「Q(10)」で合計「22」となり、バーストです。プレイヤーがスプリットしたどちらの「A」も勝利しました。
ブラックジャックでベーシックストラテジーを使う場合の注意点
一見するとこれだけで勝率UPできそうなベーシックストラテジーですが、使用には以下の注意点があります。
ベーシックストラテジーを使う場合の注意点
- インシュランスには賭けない
- 本場のカジノには表を持ち込めない
インシュランスには賭けない
ブラックジャックには インシュランスという賭け方があり、ディーラーのアップカードが「A」でブラックジャックになった場合に、プレイヤーの収支を±0にすることができます。
しかし、一般的にインシュランスは「保険」の役割をするだけで成功する確率も低いので、結果的に損する可能性が高いです。
ベーシックストラテジーを使用している場合においても、損する確率が高いのでインシュランスには賭けないようにしましょう。
本場のカジノには表を持ち込めない
また、ベーシックストラテジーは表を見ながらベットしていきますが、本場カジノに表を持ち込むことはできません。
不正防止のため、メモや表などと言った私物をカジノ内に持ち込むのは禁止されていることが多いため、基本的に本場カジノでは使えない戦略となります。
その点、どこでも気軽に遊べるオンラインカジノなら、ベーシックストラテジーの表を用いてベットが可能です。
本場カジノと全く同じルールで臨場感のあるプレイができる上に練習にも最適なので、ベーシックストラテジーを使うならオンラインカジノをオススメします。
ブラックジャックのベーシックストラテジーまとめ
この記事のまとめ
- ブラックジャックのベーシックストラテジーは賭けで最善のアクションを示してくれる
- ブラックジャックのベーシックストラテジーには3種類の表がある
- 本場カジノでは表が使えないのでオンラインカジノでの使用がオススメ
いかがでしょうか。ベーシックストラテジーは、表が複雑に見えますがしっかり覚えればブラックジャックで有利なプレイができる攻略法です。
もちろん、確率の問題なので表に沿って賭けても上手くいかない時はあります。
しかし、ベーシックストラテジーを使うことでブラックジャックの還元率を100%近くまで引き上げることも不可能ではないので、ブラックジャックを攻略したい人は是非覚えて実践してみてください。