ビットコインでオンラインカジノに入金したい場合、まずはビットコインを購入・送金できる仮想通貨(暗号通貨)取引所の準備が必要です。
この記事では、ビットコインの購入方法から取引所の登録方法について解説していきます。取引所を選ぶポイントや入出金・送付時の手数料についても説明していきますので、オンラインカジノでビットコイン入金を考えている方はぜひ参考にしてください。
この記事を読んだらわかること
- 国内二大取引所について(コインチェック・ビットフライヤー)
- 取引所を選ぶ際にみるべき3つのポイント
- 取引所の登録方法、ビットコイン購入方法(画像付)
- 取引所関連の手数料について
- ビットコイン購入後の保管方法
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目次
- オンラインカジノとも相性がいい取引所
- コインチェック
- ビットフライヤー
- 取引所を選ぶ際のポイント
- セキュリティ
- 手数料
- 使い勝手
- 取引所の開設からビットコインを購入するまでの流れ
- 取引所の開設方法
- ビットコインの購入方法
- ビットコインを購入する方法は2つ
- 販売所
- 取引所
- 取引所の開設やビットコインの購入で注意すること
- 購入時にかかる手数料
- 購入したビットコインをウォレットで管理する
オンラインカジノとも相性がいい取引所
取引所はどこでもビットコインを送ったり受け取れるので、オンラインカジノへのビットコイン送金で使うだけなら基本的にはどの取引所でも問題ありません。
とはいっても取引所は国内外で200~300社あって把握するのが大変なので、ここでは有名はな販売所としてコインチェックとビットフライヤーを紹介します。
コインチェック
コインチェックはコインチェック株式会社が運営する取引所です。
前身のレジュプレス株式会社が2014年にビットコイン取引所「Coincheck」を提供開始。2017年に現在の社名に変更し、ネム(XEM)の巨額盗難事件をきっかけに2018年4月に東証一部上場のマネックスグループの傘下に入りました。
事件後はセキュリティ対策を刷新し、アプリ改善によるユーザビリティ向上にも力を入れたことで着実に新規顧客を獲得。2020年までの登録ユーザー数は延べ215万人、アプリダウンロード数・アクティブユーザー数は国内第1位を記録しています。
ビットフライヤー
ビットフライヤーは株式会社 bitFlyerが2014年創業の取引所です。
株式会社 bitFlyerはビットコインの根幹であるブロックチェーン技術の普及・発展に取り組む日本ブロックチェーン協会の設立を主導し、2018年には新設した株式会社bitFlyer Holdingsの完全子会社となりました。
株主に三菱UFJや電通など大手銀行や大企業がいることや、高度な技術によるセキュリティの高さから幅広く信頼性を獲得。ビットコイン取引量において5年連続国内No.1となる等国内最大級の仮想通貨取引所としてビットコイン業界を牽引しています。
取引所を選ぶ際のポイント
ビットコインをオンラインカジノで使うなら取引所とも長い付き合いになります。長期で快適に使える取引所を選んだほうがいいので、対策・サービスに差がでやすい以下のポイントで比較してみてください。
取引所を選ぶ際のポイント
- セキュリティ
- 手数料
- 使い勝手
各ポイントについて詳しく解説していきます。
セキュリティ
現在、取引所のセキュリティ対策は以下の3つの施策が主流です。
- コールドウォレット
- マルチシグ
- 二段階認証
コールドウォレットはオフラインの仮想通貨保管先で、ネットにつながっていないため不正アクセスの侵入経路を根本から遮断できます。
マルチシグは仮想通貨を送付する際に複数の署名が必要となる仕組みです。1つの署名しか用いないシングルシグよりも送付に必要な情報が多いので安全性が向上します。
二段階認証はログイン時や入出金時に本人確認を求められるもので、本人以外が手続きすることを防止します。
この3つの施策すべてを採用している取引所はセキュリティに力を入れていると捉えていいでしょう。
ただどんなセキュリティも100%安全とはいえないため、不正アクセス・ハッキング被害のリスクは常にあります。ですので、被害を受けた場合にどんな対応をとってくれるのか補償面の確認も行っておきましょう。
手数料
取引所で手数料がかかるのは以下のような手続き・決済を行ったときです。
- 現物取引(仮想通貨の購入・売却)
- 銀行から取引所へ入金
- 取引所から銀行へ出金
- 仮想通貨の送金
- 仮想通貨の受取
手数料は安いに越したことはありません。手数料をなるべく抑えたい方は、上記項目についてチェックしておくようにしましょう。
ただし、手数料が安いということはそれなりの理由があります。安い手数料を実現するために費用のかかるインフラ整備・セキュリティ対策のコスト削減を行っている可能性も十分あり得るため、手数料が安いという点だけで判断しない方がいいです。
使い勝手
取引所はお金が関わるやり取りをするため、操作ミスしにくく、ストレスもたまらない使い勝手の良さも重要です。
使い勝手がいいかどうかは頻繁に使用するデバイスにあわせて比較してみてください。
たとえばオンラインカジノをスマホでプレイしている人は、スマホ対応していてアプリが完備されている取引所を選ぶのがオススメです。
取引所の開設からビットコインを購入するまでの流れ
では、オンラインカジノにビットコインを入金するために、取引所の口座開設から購入方法までを分かりやすく解説していきましょう。
なお、ここでは前述したコインチェックを例に画像付きで解説していきます。
取引所の開設方法
まずは取引所の開設方法を説明していきます。今回はコインチェックの開設方法にそって説明していきますが、どこの取引所でもだいたい同じ手順になります。
取引所の開設方法
- アカウント登録
- 本人確認
アカウント登録
まずは公式サイトへ移動し、登録手続きを行います。アプリでも登録手続きができ、順序は同じです。
公式サイトへ移動したら、メールアドレスとパスワードを入力してください。
メールにはお知らせ等が届くので普段から利用しているメールアドレスの登録をオススメします。
パスワードは半角アルファベット、数字、記号を1つ以上含む文字列を入力してください。パスワード強度に「強い」と表示される文字列にした方がセキュリティを強化できます。
メールアドレス・パスワードを入力して「会員登録」をタップすると、コインチェックから登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
メール本文にあるURLをクリックすれば、会員登録完了です。
本人確認
会員登録完了後は、本人確認に移ります。本人確認で行うのは電話番号の認証、住所登録、本人確認書類の提出です。
画面の指示にしたがって手続きを進め、以下書類のいずれかをスマホで撮影して送信しましょう。
本人確認書類:運転免許証・パスポート・運転免許証・住民基本台帳カード・マイナンバーカード
本人確認書類の撮影は「表面」「裏面」「登録者本人の顔と本人確認書類の表面」「登録者本人の顔と本人確認書類の厚み」の4点が必要です。
すべて撮影し終えたら、「現在確認中です」と表示されます。書類提出から審査完了まで数日かかるので、しばらくお待ちください。審査完了次第、メールが届き、取引所の全サービスを利用できるようになります。
ビットコインの購入方法
続いて、ビットコインの購入方法についてみていきましょう。
ビットコインの購入方法
- 日本円を入金
- 販売所からビットコインを購入
厳密にはビットコインを購入する方法は2通りありますが、ここでは販売所で購入する方法について解説していきます。
日本円を入金
ビットコインは日本円で購入できます。画面下にある「入出金」をタップしてください。
コインチェックで使用できる入金方法は以下の3種類です。
- 銀行口座から入金
- コンビニ入金
- クイック入金(ペイジー決済)
ここでは銀行口座から入金する方法を説明していきます。
「銀行口座から入金」をタップすると、振込先の銀行名・口座番号など口座情報が表示されます。ご自身の銀行から振込手続きを行ってください。
なおコインチェックの振り込み先銀行は住信SBIネット銀行とりそな銀行です。同行以外から入金する場合は入金手数料がかかります。
販売所からビットコインを購入
続いて、ビットコインを購入します。
入金額がアカウントに反映されたら、画面下の「販売所」をタップしましょう。
販売所では購入・売却できる仮想通貨一覧があります。その中にある「BTC(ビットコイン)」をタップしてください。
ビットコインをタップすると「売却」「購入」ボタンが表示されるので、「購入」をタップ。
購入金額の入力欄が表示されます。購入したい金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」をタップすれば購入手続き完了です。
購入したビットコインは「総資産」メニューで確認できます。
ビットコインを購入する方法は2つ
ビットコインを購入する方法は以下の2通りがあります。
ビットコインを購入する方法は2つ
- 販売所
- 取引所
それぞれに特徴があるので、違いを理解して購入する際の参考にしてください。
販売所
販売所は、ユーザーが業者を相手にビットコインを購入・売却できるサービスです。
販売所は大量にビットコインを保有し、常時取引できる環境を整えているので、基本的にユーザーはいつでも売買できます。
ビットコインの買値・売値は販売所が指定しますが、2つの値は常に実際のビットコイン価格と差があります。この価格差は販売所が課す手数料(スプレッド手数料)によるものです。
そのため、購入する際は実際の価格よりも高値で、売却する際は実際の価格よりも安値で取引することになります。
取引所
取引所は、他のユーザーを相手にビットコインを購入・売却できるサービスです。
取引所では「売買板」でビットコインを売りたい人、買いたい人がレートと希望取引量を指定して注文を出します。注文は売買板にすべて表示されており、ユーザーはその中から購入したい・売却したい注文を見つけて、取引を行うという仕組みです。
簡単にいえばユーザーどうしのマッチングサービスなので、常に希望の注文が出ているわけではありませんし、相場と離れた価格を提示すれば買い手も見つかりません。
そのかわり、ビットコインの送金手数料しかかからないため、上手く取引できれば希望のレート・数量のビットコインを割安で購入できます。
取引所の開設やビットコインの購入で注意すること
取引所開設やビットコイン購入自体は難しいことはありませんが、以下のポイントを知っておかないと損する可能性もあるので注意してください。
取引所の開設やビットコインの購入で注意すること
- 購入時にかかる手数料
- 購入したビットコインをウォレットで管理する
購入時にかかる手数料
日本円でビットコインを購入するまでの一連の手続きでは、以下の手数料がかかります。
購入時にかかる手数料
- 日本円の入金手数料
- 日本円の出金手数料
- ビットコインの購入手数料
- ビットコインの送金手数料
日本円の入金手数料
銀行から取引所に入金する際、取引所側で入金手数料はかかりませんが、銀行側の振り込み手数料はかかります。(※振込先の銀行がご利用の銀行と同じであれば振込手数料はかかりません)
また取引所によりますが、コンビニ入金やクイック入金など特殊な入金方法の場合は、取引所側で入金手数料がかかります。
特に即入金が反映されるようなクイック入金の場合、手数料が割高に設定されている取引所もあるのでご利用の際はご注意ください。
日本円の出金手数料
取引所から銀行口座へ日本円を出金する際、出金手数料が発生します。
出金手数料は取引所ごとの違いが出やすい部分です。
いかなる出金も手数料無料にしている取引所もあれば、入金額に関わらず一律で設定している取引所、3万円未満の出金と3万円以上の出金とで手数料を別に設定している取引所もあります。
ビットコインの購入手数料
販売所や取引所でビットコインを購入すると手数料がかかります。
例えば、コインチェックの場合、販売所の手数料は下記の通りです。
取引手数料 | 無料 |
---|---|
手数料相当額 | 0.1%~0.5% *価格の変動によって手数料も変動 |
一方で、取引所の手数料は下記の通りです。
Taker手数料 | Maker手数料 |
---|---|
0.000% | 0.000% |
*Makerは受取り、Takerは支払いを意味します。
コインチェックの場合、取引所での取引にかかる手数料は無料です。
ビットコインの送金手数料
仮想通貨を取引所から別の仮想通貨口座へ送金する際、送金手数料がかかります。手数料の額は取引所ごとに異なります。
例として、コインチェックの各種通貨送金手数料を以下の表にまとめました。
通貨種類 | 送金手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.001~0.0016BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.01~0.16ETH |
リップル(XRP) | 0.15XRP |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH |
コインチェックの場合、ビットコインとイーサリアムのネットワーク手数料に応じて手数料が変動します。ネットワーク手数料が大きくなればなるほど送金手数料も大きくなりますが、最小額と最大額は固定です。
その他、リップルなどの仮想通貨は、送金手数料が一律です。
購入したビットコインをウォレットで管理する
販売所または取引所で購入したビットコインはウォレットで管理するようにしましょう。
ウォレットとはビットコインなど仮想通貨を保管・管理するソフトウェアまたは手段のことです。オンライン上のウォレットはホットウォレット、オフラインのウォレットはコールドウォレットと呼びます。
ここでは以下のウォレットの特徴とメリット・デメリットを解説していきますので、使用するウォレットを検討する際に参考にしてください。
ウォレットの特徴とメリット・デメリット
- ローカルウォレット(PCやスマホ上の財布)
- ウェブウォレット(web上の財布)
- ペーパーウォレット(紙に印刷された財布)
- ハードウェアウォレット(端末機器を使用した財布)
ローカルウォレット(PCやスマホ上の財布)
PCやスマホなどデバイスに専用アプリをインストールするタイプのウォレット。クライアントウォレットともいい、必要な情報をすべてダウンロードする完全型と一部だけをダウンロードする簡易型の2種類があります。
ローカルウォレットは基本はPC・スマホのローカル環境(インターネットに繋がない状態)で管理し、送金時だけネットにつなぐため、セキュリティは比較的強いです。
またスマホだと、時間・場所を選ばずに使用でき、QRコードで簡単決済もできるため利便性が高いというメリットもあります。
ローカルウォレットのデメリットは、専用アプリのインストールが面倒な点とデバイスが故障すると使えなくなってしまう点です。スマホは紛失・盗難のリスクもあるため、ビットコインを大量に管理するのには向いていません。
ウェブウォレット(web上の財布)
業者が所有するサーバー上でビットコインを保管・管理するタイプのウォレット。ユーザーはオンラインでサーバーにアクセスして利用します。
ウェブウォレットは常にネットに繋がっているため、他ウォレットよりも送金手続きを簡単に素早くできます。またネットがあればどこでも利用できるため、出先でも使用しやすいです。セキュリティ対策はサーバーの管理者が行うため、ユーザーの負担はありません。
ただ、ローカル環境のウォレットと異なり、ウェブウォレットは不正アクセスのリスクに常にさらされています。サービス提供元のセキュリティ対策が行き届いていても安心はできないので、盗難される可能性を考慮し、扱うビットコイン数量は制限した方がいいです。
ペーパーウォレット(紙に印刷された財布)
ビットコインアドレスや秘密鍵など保管・管理に必要な情報を紙に記録するタイプのウォレット。ユーザーは送金など手続きの都度、記録した情報を打ち込んで利用することになります。
ペーパーウォレットは現状最もセキュリティ強度の高い保管・管理方法です。記録した紙を自宅で保管したり銀行の貸金庫に預けてしまえば、不正アクセスの被害はほぼ確実に防ぐことができます。
決済や送付を頻繁に行うのには向いていないので、一部は決済しやすいウェブウォレットまたはローカルウォレットに移し、残りはペーパーウォレットで保管するという使い方が一般的です。
ハードウェアウォレット(端末機器を使用した財布)
USB型の専用端末を用いるタイプのウォレット。送金などで利用する際はPCにUSBで接続して利用します。
ハードウォレットはUSBを外せば完全オフラインで保管・管理できるため、ペーパーウォレットに次いでセキュリティが強いです。
ただぺーパーウォレットと異なり、専用端末を用意する必要しなければなりません。専用端末の相場は1万円~3万円台。故障して利用できなくなるリスクもあるため、ペーパーウォレットと比べるとコストパフォーマンスは低いです。