です。

気になることがあって教えて欲しいです。

前走が数ヶ月前とかよくありますよね

早いと1ヶ月前とかかな

なぜそんなに期間を空けるのでしょうか???

全力疾走とは言え、2000.3000mくらい、毎週出走するような馬がいてもおかしくないと思うんです。

人間の場合、オリンピックでも5000mとか予選から決勝まで数日か翌日くらいにやりますよね。馬の場合は人間より負担が大きいのでしょうか?

ど素人の質問でごめんなさい。優しく教えてくれると助かります。


ベストアンサー

1152303339:

には出走するのにクラスといって、の実績に応じて、走れるクラスが決まっています。フルゲートに満たない時は格下の馬が挑戦できますが、基本的にはそのクラスの馬同士で戦います。まずこれが基本。

次に各競走馬には適性というものがあります。芝はよく走る、ダートは走る、どっちもそこそこや短い距離がいい、長い距離がいい、とかそれぞれの馬に適性があります。

そういう前提の元、このクラスの短距離のレース、となると毎週開催されていない場合も多いです。なので、毎週走らせるのは意味があまりないです。自分の適性にできるだけあった自分のクラスのレースに万全を期して、出走させるのが一番好走する確率が高くなります。

続いて、レースで走っているのは基本的にどの距離もマラソンみたいなもんだと考えたらいいです。実際スタートからゴールまで全力疾走するようなレースは基本ありません。なので、マラソンと考えると人間でも毎週レースに出る選手なんてほぼいません。何ヶ月に一回、そこに全力で調整して挑戦するのが基本です。馬も同じです。

そして、中央競馬で預かっている馬の総数は厩舎にある馬房、レースを控えた馬をトレーニングセンターの近くで生活させる場所に比べて、圧倒的に多いのです。厩舎で預かっている馬をたくさん出したくても馬房に制限があるので、調整しないといけないのです。なので、たくさん走って調子を落としたり、怪我をしたり、目標のレースを走ってしばらく走らない馬は放牧といって、牧場へ返し、それで空いた馬房に違う馬を呼んできて調教して出走させる、というのを繰り返し繰り返し行っています。だから、一頭の馬がずっと走り続ける、というのが無理な状態であるという事です。

そういう事を総合すると馬は一定期間、走れるように準備して、大目標のレースが終わるとか、調子が悪くなる、怪我をする、など走れない時期が長引くと見ると他の馬と交代して休み、代わりに他の馬が走る、というサイクルなので、質問者さんが思ったようにたくさんは走らないという事です。そこに本当に毎週全力で走らせていたら、調子もすぐに悪くなるし、怪我をする確率も跳ね上がるので滅多にやらない、という事が重なっているという事です。


その他の回答

sak********:

体重と負荷 から考えたら
脚の負担が大きすぎるのだと思います
身体の大きさに対して脚細すぎるでしょ?
競走馬は骨折と紙一重ですから 脚が体上部かは
かなり注意してスタッフは管理しています


ミナガワマンマ:

馬の体重は人間の7、8倍以上、その馬が全力疾走する際の踏み込む脚にかかる衝撃は1tを超えます
人間の場合はたかが百数十kg程度です
の最高速度は時速70km以上、人間のそれは時速30km程度、つまりはレースを走った際の疲労の度合いは人間の比では無いんですね(‘_‘?
ただ、そんな馬の疲労も単純な肉体面の疲労は3日程で抜けます
だから現実に競走馬の連闘(毎週走る)記録は12連闘と言うのがありますよ?
しかしそれは中々勝てない弱い馬の場合の話であり、馬が強ければ強い程管理するや所有者である馬主は大事に目標を定めて使う様になります
それは折角立派な実績を積み上げた馬であっても、一度故障をすれば最悪は安楽死処分になりかね無いし、また生命は取り留めても競走能力を喪失したり、それが大丈夫でも長期の休養が必要になってしまいます
それでは競走馬としても繁殖に上がるにしても損失が大きくなってしまうし、もちろん死んだら元も子もありません
競走馬は安い馬でも何百万円、高い馬なら何千万円も何億円もする訳で、その様な宝物を毎週こき使う様な真似を進んでしたがる馬主や調教師はいませんよ?

人間の場合は自分の意思と責任に於いてそれを選ぶのであり、事情は全く違って来ますよね(^_^)