稍重、重までが程よく水分が含まれていて馬にとって走りやすく、タイムも出やすいという話はネット等でもよく目にします。
しかし、同じ良馬場でもスピードが早い馬場とそうでない馬場があるのはどういった事が影響しているのでしょうか?
余談ですが、netkeibaで馬場指数というものがあり、同じ良馬場、同じ競馬場でもスピードが出る馬場とそうじゃない場合がある事が確認できます。
ベストアンサー
alk********:
競馬場ごとの違いや時期的な違いということでしょうか。
ダートの場合、同じ良馬場でも違いが出るのは、砂の種類の違いと砂厚の違いがほとんどです。
ダートは競馬場ごとに決まった場所で採取された砂を使用していますが、当然採取地によって砂の成分が違うので、違う場所の砂を使用していれば差が出ます。
日本はJRA含め青森県六ケ所村の海砂を使用してるところが多いようですが、採取量に限度があるため、最近地方ではオーストラリアの白砂を使用するところが増えています。
白砂はいわゆる重いため、白砂導入後時計が掛かります。
砂厚は大体は8㎝~10㎝でJRAは9㎝です。
同じ砂でも砂厚が厚い場合はその分足が沈みパワーがいるため、時計が掛かりやすくなります。
他の要因としては、季節や地域差で空気が乾燥してれば重くなり、湿気があると軽くなりますね。冬場に凍結防止剤を使用すると粘りが出るため重くなるそうです。
あとは砂の入れ替えですかね。レースを繰り返すと砂も摩耗して細かくなるため、締まりやすく早くなります。早くなると安全性が落ちるため砂を入れ替えるようですが、そうなると遅くなります。
その他の回答
kiryu:
要因として考えられるのは
・砂厚
→厚いほど脚が取られやすくなる。
(ちなみに日本の競馬場だと薄いところは8cm、厚いところは12~14cmほど。中央は一律9cmで統一されています)
・コーナー半径の緩さ(曲がりやすさ)
→コーナーがきついと、外にふくれないように減速する必要がある。
・コースの広さ
→コースが広いと「外の良いところを通って末脚をのばす」がやりやすい。
・坂の傾斜
→坂の傾斜がきついと時間がかかる。
辺りかと思います。