江戸川に詳しい方お教えください.
江戸川はG1くらいしか見ないのですが、今やっているG1も過去のG1も多くの選手がチルトを0度、0.5度、1度と跳ねています.
今節好調の濱野谷選手もチルト1度、過去江戸川G1を連覇した湯川選手も1度にしてとても伸びていました。
ですが、江戸川ほどの荒れ水面になると出足のほうが必要性が高いように思うのですが、なぜこれだけチルトをはねて伸びを求めるのでしょうか?
実際伸びて勝っている選手を過去も今節も多く見ますからそちらのほうが有効性が高いのは結果をみればわかるんですが、理由がよくわかりません。
チルト跳ねて出足が犠牲になり波をうまくこえられなくなるとかないんでしょうか?
ぜひ江戸川に詳しい方お教えください
よろしくお願い致します。
ベストアンサー
spe********:
例年の大江戸賞は6月開催です
風向きは2マーク→1マークへの南風で潮回りは上潮主体で行われます
ところが今開催は風向きは北風で上潮主体ですので風向きと潮がケンカして水面が波立ち易いので過去と比較するのは乱暴だと思います
ご質問の江戸川におけるチルトを跳ねる行為についてですが、あくまでも個人的な推測の域を出ないので間違いがあるかもしれませんが解説したいと思います
江戸川では殆どの選手がスタート置きに行きます
走り慣れた地元の選手でもアジャストなしの全速スタートを決めるのは余程の度胸が必要です
仮にスロー3艇はスタート置きにいき、ダッシュ艇が全速でスタート決めたらスリット同体でも1マークまでにダッシュ艇が1艇身伸びて簡単に捲れます
他の競艇場ですと同体スタートならアジャストしない限りせいぜい伸びても半艇身です
ですのでスタート時に必要なのは出足ではなく行き足から伸びを求めます
その為に出足を犠牲にしてでも行き足から伸びを求めチルトを跳ねんだと思います
あとは江戸川は殆どの内伸びしないです
それが潮の影響なのかポチャ波の影響なのかは定かではありませんが差しが届かないんです
出足を求めても意味ないとまでは云いませんが出足よりセカンドや伸びを求めしまうのではないかと推測します
それと江戸川は決まり手の抜きが多い競艇場です
抜きが多いと道中の競りが多いように思えますが実際には先行艇のターンミスによる抜きなので他場ほど競りに必要な出足は必要ないってことです
因みにですが江戸川で一番求められるのは出足でも伸びでもなく乗り心地です
大袈裟な話し、乗り心地一本だけで記念の準優に乗れてしまいますので、そこも出足を削ってでもチルトを跳ねる原因かと思います
長々と書き連ねてしまいましたが、チルトを跳ねる原因は恐らくこんなとこだと思います
- さきまいK:
- 前回に引き続きご回答ありがとうございます!
大変詳しいご解説に大変勉強になります。
内容も納得できるものが多く大変助かります。
よろしければいただいた内容にいくつかご質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?
いつもは江戸川G1は6月開催なんですね。
夏のイメージでしたので今節もあまり違和感ありませんでした。(苦笑)
潮と風の複合で大変難しい水面であることよく存じています。
たしかに季節が違うと潮の向きも違いますよね。
一つ目の質問は向い潮と追い潮で風向きがケンカしたときに、違いというのはありますでしょうか?
通常風向きで1M、2Mの水面も変わり各場の特徴とかでるものですよね?
江戸川だとどうなのでしょうか?
追いにしろ向かいにしろ風と潮が混ざれば水面は複雑化するのは同じような気はしますが、風の向きは通常通りターンには影響すると思うのですがいかがでしょうか?
その他の回答
spe********:
例年の大江戸賞は6月開催です
風向きは2マーク→1マークへの南風で潮回りは上潮主体で行われます
ところが今開催は風向きは北風で上潮主体ですので風向きと潮がケンカして水面が波立ち易いので過去と比較するのは乱暴だと思います
ご質問の江戸川におけるチルトを跳ねる行為についてですが、あくまでも個人的な推測の域を出ないので間違いがあるかもしれませんが解説したいと思います
江戸川では殆どの選手がスタート置きに行きます
走り慣れた地元の選手でもアジャストなしの全速スタートを決めるのは余程の度胸が必要です
仮にスロー3艇はスタート置きにいき、ダッシュ艇が全速でスタート決めたらスリット同体でも1マークまでにダッシュ艇が1艇身伸びて簡単に捲れます
他の競艇場ですと同体スタートならアジャストしない限りせいぜい伸びても半艇身です
ですのでスタート時に必要なのは出足ではなく行き足から伸びを求めます
その為に出足を犠牲にしてでも行き足から伸びを求めチルトを跳ねんだと思います
あとは江戸川は殆どの内伸びしないです
それが潮の影響なのかポチャ波の影響なのかは定かではありませんが差しが届かないんです
出足を求めても意味ないとまでは云いませんが出足よりセカンドや伸びを求めしまうのではないかと推測します
それと江戸川は決まり手の抜きが多い競艇場です
抜きが多いと道中の競りが多いように思えますが実際には先行艇のターンミスによる抜きなので他場ほど競りに必要な出足は必要ないってことです
因みにですが江戸川で一番求められるのは出足でも伸びでもなく乗り心地です
大袈裟な話し、乗り心地一本だけで記念の準優に乗れてしまいますので、そこも出足を削ってでもチルトを跳ねる原因かと思います
長々と書き連ねてしまいましたが、チルトを跳ねる原因は恐らくこんなとこだと思います
- さきまいK
- 前回に引き続きご回答ありがとうございます!
大変詳しいご解説に大変勉強になります。
内容も納得できるものが多く大変助かります。
よろしければいただいた内容にいくつかご質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?
いつもは江戸川G1は6月開催なんですね。
夏のイメージでしたので今節もあまり違和感ありませんでした。(苦笑)
潮と風の複合で大変難しい水面であることよく存じています。
たしかに季節が違うと潮の向きも違いますよね。
一つ目の質問は向い潮と追い潮で風向きがケンカしたときに、違いというのはありますでしょうか?
通常風向きで1M、2Mの水面も変わり各場の特徴とかでるものですよね?
江戸川だとどうなのでしょうか?
追いにしろ向かいにしろ風と潮が混ざれば水面は複雑化するのは同じような気はしますが、風の向きは通常通りターンには影響すると思うのですがいかがでしょうか?