新潟大賞典に出走する馬について調べていたのですが、セイウンハーデスはプリンシパルS(L)に勝っているのになぜ競馬法100周年記念(3勝クラス)に出走できたのですか?
セイウンハーデスはプリンシパルSで勝った時点で賞金が2000万円を超え、オープン馬入りをして条件戦には出れないのでは?
ふと疑問に思ったので質問させていただきました。
ベストアンサー
kiryu:
まず、競走馬のクラスは本賞金ではなく収得賞金によって分類されています。
収得賞金というのは、そのレースで1着(重賞では2着まで)になれば付与されるもので、簡単に言うと競走馬のクラスを決めるためのポイントです。
(本賞金と異なり、実際に賞金として贈呈されるものではありません)
どのレースでどのくらい収得賞金がもらえるかは、URLをご参照ください。
https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w541.html
セイウンハーデスについては、競馬法100周年記念までに以下のレースで収得賞金を獲得しています。
・2歳新馬(収得賞金400万円)
・プリンシパルS(収得賞金1200万円)
上記を合計するとセイウンハーデスの競馬法100周年記念出走時点での収得賞金は1600万円になりますが、オープンクラスは1600万円超(つまり1601万円以上)が必要であり、収得賞金1600万円の馬は3勝クラスに分類されます。
つまりセイウンハーデスは競馬法100周年記念の出走前時点ではまだ3勝クラスだったため、レースに出走できたということになります。