時代劇みて思ったんだけど、丁半って、なくないですか?

2つのサイコロを転がして出た目を合計してそれが奇数か偶数かを賭けるみたいなんですが。サイコロが2つの意味ないし、確率は半々だと思うのですが。

まあ、偶数 偶数 偶数ときたらさすがに次は奇数だろうみたいな感じで当てるのが醍醐味なんてしょうか?

その場合、偶数に賭けてみて当たると得点が倍もらえるみたいなものがあるんてしょうか。

サイコロは六面あり、それが2つなので合計の数はいろいろありますが、要は偶数か奇数かを当てるんですよね。サイコロの意味ありますか?コインの裏表賭けるのと変わりませんよね?

補足

あと、対戦両者が互いに偶数だと思ったらどうなるのでしょう。お金は動かない気がするのですが。だから丁か半かは選ぶのは同じではいけないのかな。

回答

メタマジカルゲーム:

本来はなのでテクニック発揮の余地(ゲーム性)はありません。
道中双六もゲーム性はありませんが、みんな大好きですよね。
あるいはと同じ。
あるいはイギリス人が王室に生まれて来る子供の性別で賭けをするようなもの。

理想的に作られたサイコロだと、どの目も確率1/6ですが、現実には加工精度が低いと偏りが生じます。サイコロを複数使うとその偏りを打ち消し合う効果が期待できます。


hec********:

丁半博打は基本的にツボ振りは自由に目を出せます。
そのため、客に勝たせるも負けさせるも自由になっていますが、あまりやりすぎてしまうと客が離れるのでツボ振りもしくは中盆が出目をうまく調節してほどほど勝つ人とほどほど負ける人に分けて大勝と大負が出ないようにしていたようです。
なので博打のスリル感を大きなリスクなしに体験する場、というと近いでしょう。程よく勝敗がついて長くゆるゆると楽しめれば胴元も客もお互い、というわけです。

…というような趣旨のことを福本伸行先生が「アカギ」の中で言ってました。

ところで畑野さん、その計算方法はあかんです。
それぞれの数となる確率が一緒ではありませんので単純計算できません。
(2だとピンゾロだけしかありませんが、7だと1-6、2-5、3-4と組み合わせが明らかに多いのです。実際の確率は2だと1/36ですが7だと1/6と6倍違います)
計算するまでもないですが、丁半はサイコロにイカサマが仕込まれていない限りはちょうど50%ずつとなります。


iku********:

当時のサイコロはクオリティが低いのです。
サイコロによって丁が出やすい。半が出やすい。というものもあって、
それはサイコロの癖として容認されていました。
「あのサイコロ丁の癖があるぞ」と気づいても、もう一個サイコロがあると必ずしも丁になるとは限らない。という状態になります。
で、
博徒とか渡世人と呼ばれる人はサイコロの癖を見抜くのが上手い。
*上手くないのもいたとは思うけど……。
賭けるタイミングはサイコロを振ったあとです。
あの人(博徒)が半に張ったということは、半なんじゃないのか?
という邪念?が生まれたりします。
癖を見抜いたとしても、それが10回中8回丁なのか6回丁なのかという確率の問題が出ます。
この辺がゲーム性なのかな。

>対戦両者が互いに偶数だと……。
仰る通り、コレだと賭けが成立しません。
なので、丁半揃うまで「半方ないか、半方」って感じで煽ります。
人が多い賭場だと自然と揃ったそうです。
少ないと揃わない。
どうしても揃わない時は(そんな空気を察知して)博徒とか渡世人と呼ばれる人が揃えます。
彼らは賭場が廃れると困るので、そうならないように場を盛りあげます。*損を承知の上で張ります。
暗黙の業界ルールでコレをしないと人気が出ないというか、
「あの野郎は博打打ちじゃねぇ」って感じで嫌われる。
それをする人は、
困った時に助けてくれた人、頼りになる人。ってことで、
兄貴とか親分とか呼ばれるようになります。

博徒とか渡世人は、素人がいる賭場はまったりプレイ。
素人が居ない賭場は本気出す。
というのが当時の暗黙の業界ルール。

主催者は寺銭でるので、お客さんが一喜一憂して最終的にちょっと負けた。ちょっと勝った。ぐらいの方が「また来ようっ」てことになるのでちょうど良い。
お客は派手に負けると他の賭場に移っちゃう。
丁半揃えるためのもいたかも。

蛇足です。
丁半の賭けは札を使わない賭場も多く。
*札があると手入れが入った時に誤魔化せない。
お客は手持ちの銭や銀で張ります。
そうなると計算がむずい。
賭けは盆の上で行われます。
「えーと、ちょっと待ってね」とか言って集計タイムが発生するような進行役は、盆の上が暗いヤツ → ボンクラと呼ばれました。
*暗いはよく分からないという意味。

着地点を見失いました。
終わります。
長文失礼。

    iku********

    丁半揃わなくても進行していく、全員が丁に張って出目が丁なら胴元(サイコロを振る人)が払うルールもあります。
    ちゃんとした賭場?ではなく仲間が集まってやるような丁半博打はだいたいこのタイプ。
    で、
    胴をとるにはある程度お金がないと出来ません。
    なので、交代でやるとかある程度勝ったやつがやる感じ。

    落語の「看板のぴん」というネタの丁半博打はこのルール。


ニャア・ネコガナク:

それイカサマし放題なのでゲーム性なんてないです

のディーラーもベテランは狙った穴に玉を放り込めるようにあれもコップの中で好きな目出せます

房州さんが狙ってピンゾロ出せる仕組みと一緒です

さらに言うとコップを揺らすだけで中で3つくらいまでなら縦に積むことも出来て目を開ける際にも分からないように出目をズラす神技ができる人もいます

質問の回には不適切な内容ですが(*´・ω・`*)
あのヤクザがやってる博打はそんなもんです
闇スロ同様正当な抽選してるわけない

20年くらい前に福岡の…組のオヤジについて見学しに行った時に姐さんの匠の業に感激しました(^-^)

どうだい?すごいだろボウヤ( *¯ ꒳¯*)ちょっと極めればこのくらい軽いもんさ
って言ってた

応用したらでも同じことできそう
って思っただけで口にはしなかった


畑野 空豆:

娯楽の薄い世界で丁半博打ですか、富クジ興行がローリスクローリターンで、丁半がハイリスクハイリターンなですかねぇ
実際現代でパチンコ・・宝くじ等の一切が禁止されて、丁半博打が復活したら例え違法だろうとみんな通うんじゃないですかね

第一半々じゃ無いでしょ
合わせ2~12なんだから
丁:2,4,6,8,10,12
半:3,5,7,9,11

ani********:

丁半は博打であってゲームとしてやっていた人なんて皆無では?
むしろゲーム性(腕前で勝敗が左右されるようなこと)があったら博打にならないでしょ。

    tok********

    そうですか?そうなると運じゃないですか。博打の魅力はわかりませんが、荒っぽい男たちが大事な金を二分の一の 運 で増やそうとしてたんですか?

メタマジカルゲーム:

本来は運試しなのでテクニック発揮の余地(ゲーム性)はありません。
道中双六もゲーム性はありませんが、みんな大好きですよね。
あるいは宝くじと同じ。
あるいはイギリス人が王室に生まれて来る子供の性別で賭けをするようなもの。

理想的に作られたサイコロだと、どの目も確率1/6ですが、現実には加工精度が低いと偏りが生じます。サイコロを複数使うとその偏りを打ち消し合う効果が期待できます。


hec********:

丁半博打は基本的にツボ振りは自由に目を出せます。
そのため、客に勝たせるも負けさせるも自由になっていますが、あまりやりすぎてしまうと客が離れるのでツボ振りもしくは中盆が出目をうまく調節してほどほど勝つ人とほどほど負ける人に分けて大勝と大負が出ないようにしていたようです。
なので博打のスリル感を大きなリスクなしに体験する場、というと近いでしょう。程よく勝敗がついて長くゆるゆると楽しめれば胴元も客もお互いハッピー、というわけです。

…というような趣旨のことを福本伸行先生が「アカギ」の中で言ってました。

ところで畑野さん、その計算方法はあかんです。
それぞれの数となる確率が一緒ではありませんので単純計算できません。
(2だとピンゾロだけしかありませんが、7だと1-6、2-5、3-4と組み合わせが明らかに多いのです。実際の確率は2だと1/36ですが7だと1/6と6倍違います)
計算するまでもないですが、丁半はサイコロにイカサマが仕込まれていない限りはちょうど50%ずつとなります。


iku********:

当時のサイコロはクオリティが低いのです。
サイコロによって丁が出やすい。半が出やすい。というものもあって、
それはサイコロの癖として容認されていました。
「あのサイコロ丁の癖があるぞ」と気づいても、もう一個サイコロがあると必ずしも丁になるとは限らない。という状態になります。
で、
博徒とか渡世人と呼ばれる人はサイコロの癖を見抜くのが上手い。
*上手くないのもいたとは思うけど……。
賭けるタイミングはサイコロを振ったあとです。
あの人(博徒)が半に張ったということは、半なんじゃないのか?
という邪念?が生まれたりします。
癖を見抜いたとしても、それが10回中8回丁なのか6回丁なのかという確率の問題が出ます。
この辺がゲーム性なのかな。

>対戦両者が互いに偶数だと……。
仰る通り、コレだと賭けが成立しません。
なので、丁半揃うまで「半方ないか、半方」って感じで煽ります。
人が多い賭場だと自然と揃ったそうです。
少ないと揃わない。
どうしても揃わない時は(そんな空気を察知して)博徒とか渡世人と呼ばれる人が揃えます。
彼らは賭場が廃れると困るので、そうならないように場を盛りあげます。*損を承知の上で張ります。
暗黙の業界ルールでコレをしないと人気が出ないというか、
「あの野郎は博打打ちじゃねぇ」って感じで嫌われる。
それをする人は、
困った時に助けてくれた人、頼りになる人。ってことで、
兄貴とか親分とか呼ばれるようになります。

博徒とか渡世人は、素人がいる賭場はまったりプレイ。
素人が居ない賭場は本気出す。
というのが当時の暗黙の業界ルール。

主催者は寺銭で儲けるので、お客さんが一喜一憂して最終的にちょっと負けた。ちょっと勝った。ぐらいの方が「また来ようっ」てことになるのでちょうど良い。
お客は派手に負けると他の賭場に移っちゃう。
丁半揃えるためのサクラもいたかも。

蛇足です。
丁半の賭けは札を使わない賭場も多く。
*札があると手入れが入った時に誤魔化せない。
お客は手持ちの銭や銀で張ります。
そうなると計算がむずい。
賭けは盆の上で行われます。
「えーと、ちょっと待ってね」とか言って集計タイムが発生するような進行役は、盆の上が暗いヤツ → ボンクラと呼ばれました。
*暗いはよく分からないという意味。

着地点を見失いました。
終わります。
長文失礼。

    iku********

    丁半揃わなくても進行していく、全員が丁に張って出目が丁なら胴元(サイコロを振る人)が払うルールもあります。
    ちゃんとした賭場?ではなく仲間が集まってやるような丁半博打はだいたいこのタイプ。
    で、
    胴をとるにはある程度お金がないと出来ません。
    なので、交代でやるとかある程度勝ったやつがやる感じ。

    落語の「看板のぴん」というネタの丁半博打はこのルール。


ニャア・ネコガナク:

それイカサマし放題なのでゲーム性なんてないです

カジノのルーレットのディーラーもベテランは狙った穴に玉を放り込めるようにあれもコップの中で好きな目出せます

房州さんが狙ってピンゾロ出せる仕組みと一緒です

さらに言うとコップを揺らすだけで中で3つくらいまでなら縦に積むことも出来て目を開ける際にも分からないように出目をズラす神技ができる人もいます

質問の回には不適切な内容ですが(*´・ω・`*)
あのヤクザがやってる博打はそんなもんです
闇スロ同様正当な抽選してるわけない

20年くらい前に福岡の…組のオヤジについて見学しに行った時に姐さんの匠の業に感激しました(^-^)

どうだい?すごいだろボウヤ( *¯ ꒳¯*)ちょっと極めればこのくらい軽いもんさ
って言ってた

応用したらチンチロでも同じことできそう
って思っただけで口にはしなかった


畑野 空豆:

娯楽の薄い世界で丁半博打ですか、富クジ興行がローリスクローリターンで、丁半がハイリスクハイリターンな賭け事ですかねぇ
実際現代でパチンコ・パチスロ・競馬・・宝くじ等の一切が禁止されて、丁半博打が復活したら例え違法だろうとみんな通うんじゃないですかね

第一半々じゃ無いでしょ
合わせ2~12なんだから
丁:2,4,6,8,10,12
半:3,5,7,9,11