競走馬で、特に強い毛の色とかあるんですか?
私はウマ娘にハマり、リアル競馬の方を少しだけ調べてみました
ディープインパクトは鹿毛、シンボリルドルフも鹿毛、ウオッカも鹿毛、アーモンドアイも鹿毛、ダイワスカーレットは栗毛、無敗のダービー馬と言われたフレーモアは黒鹿毛、シンザンは鹿毛、等
基本的に絵に描いた際に茶色や黒色と言われる馬が強いと言われてる気がするのですが、私の調べ方の問題ですか?それとも昔は芦毛が少なかったからですか?
回答
goh********:
毛色そのものは、能力には関係ありません。
ウマ娘のキャラクターになった馬で茶色系の毛色が多いのは、サラブレッド全体に置いて茶色系の毛色の割合が多いためです。
芦毛に関して言うと、そもそもがサラブレッドの7%くらいしかいない毛色ということで数が少ないことが、活躍馬が少ない理由です。
しかも、芦毛については、日本の競馬の歴史が一つ影響しています。
日本の競馬は、元々は軍用馬の育成というのを建前にしていました。で、軍用馬ということを考えたときに、白くて目立つ芦毛は嫌われたのです。そのため、芦毛の種牡馬、繁殖牝馬が戦前はほとんど輸入されませんでした。
芦毛は遺伝の関係上、少なくとも両親のどちらか一方が芦毛でなければ生まれません。芦毛の種牡馬、繁殖牝馬がほとんど輸入されなかったため、極端に芦毛の馬の割合が下がってしまったのです。
勿論、戦後になって競馬は、軍用馬の育成なんて建前は消え去り、完全な娯楽になりましたが、生産をする際の種牡馬、繁殖牝馬に芦毛が少ないという状況が変わったわけではありません。ですので、芦毛馬の数が少ない、という状況は続いていました(それでも、以前に比べれば増えてはいきましたが)
タマモクロス、オグリキャップ以前にも、天皇賞馬のメジロアサマ(メジロマックイーンの祖父)とか、菊花賞馬のプレストウコウなど、大レースを勝った芦毛馬はいましたが、1988年にタマモクロスが年度代表馬に選ばれるまで、芦毛の年度代表馬は現れませんでした。
知恵袋ユーザー:
ないです。
鹿毛などの毛色の分母が多いので、
あの馬もこの馬も鹿毛だ、となるだけです。
例えば、白毛は弱い、と言われますが、
白毛はそもそも数がいないので、
強いもなにも、白自体が少ないので、
自然と勝ち上がる馬の数は少ないです。
例えば毛色関係なく、
10%の馬がG1馬になる、という
法則が仮にあるとします。
鹿毛が100
白毛が10 仮にいたとして、
仮の法則を当てると、
G1馬になる馬の数は、
鹿毛10
白毛1
となってくるわけです。
質問者さんのおっしゃる、芦毛に関しても、
オグリキャップのころは、
芦毛は弱いというのは当たり前でした。
それはやはり数が少ないからです。
芦毛に関しては、
ウマ娘から興味をお持ちということで、
ゴールドシップのイメージが強いかと
思いますが、
ゴールドシップが出ているころは、
芦毛は弱いというイメージはかなりなくなって
きてはいましたが、
やはり、近年活躍馬は出てはいますが、
数は他と比べれば少ないので、
前ほどではないですが、
弱いイメージは残りつつあります。
- 知恵袋ユーザー
- 一応オグリキャップとタマモクロスが芦毛のイメージを変えたみたいなのは知っていますがまだ弱いってイメージは少し残っているんですね
能力と毛色は直接は関係ありません(^_^)
ただ芦毛は必ず両親のどちらかが芦毛で無いと生まれませんから、能力の高い馬が芦毛に出る確率自体が低いんです
そして能力が高くないと種牡馬にはなれませんから、余計に能力の高い芦毛馬が生まれる確率は下がります
牝馬の場合は能力に関係無く繁殖入りが可能ですが、やはり芦毛であり且つ能力が高い確率は低い訳で、能力の低い牝馬からは能力が高い仔が生まれる確率もまた低くなります
結果として能力が高い芦毛馬が存在する確率はかなり低い訳ですね
因みに芦毛馬はサラブレッド全体の7%程度しかいません(‘_’?)
芦毛よりも更に存在確率が低い白毛馬から生まれたG1馬、ソダシはまさに奇跡の存在です(;^_^A
梅の木:
ざっくりと分けると
鹿毛
→茶、焦げ茶
いっちばんよく見かけるやつ、競走馬全体の半分はこの毛色
栗毛
→明るい茶
グラスワンダーとかアグネスタキオンがいい例、明るい茶色、全体の2割ほど
黒鹿毛
→黒に近い茶
キタサンブラック、エイシンフラッシュなんかがこれ、鹿毛よりさらに黒い、全体の2割ほど
芦毛
→生まれつき黒っぽいけど育っていくにつれて白くなっていく
オグリキャップとかゴールドシップなどがこれ、全体の6%ほど
青鹿毛
→黒鹿毛よりさらに黒い毛色
マンハッタンカフェが該当、全体の1%ほど
青毛
→最も黒い毛色、というか日光に当たると青っぽくなる
青毛の競走馬が元になったウマ娘は現状いない、全体の1%ほど
栃栗毛
→赤茶色
こちらも全体の1%ほど、マーベラスサンデーが該当
白毛
→生まれつき白い毛
「白馬の王子様」みたいなやつ、最も珍しい毛色、全体の0.004%ほど
こちらもウマ娘には現状存在しない毛色
こんな感じ
この時点でおわかりかと思いますが「茶色の馬は強い」じゃなくて「そもそも茶色の馬が多い」だけなのです
パッと見で茶色と分かる毛色が全体の八割以上を占めているんですから
昔は「芦毛の馬は走らない」なんて言われてたそうですが全体に対して数が少なかっただけです
また余談ですがこの上記8種類からさらに分岐することが出来ます
ウマ娘に登場している競走馬の中ではゴールドシチーの「尾花栗毛」(毛色は鹿毛だがたてがみ、しっぽがベージュ)が一際レアな毛色とされています
kiryu:
サラブレッドの毛色は全部で8種類あり、毛色により割合に大きな差があります。
一番多いのは鹿毛で、サラブレッド全体の5割は鹿毛馬になります。
次いで栗毛と黒鹿毛が2割弱、残りがそのほかの毛色(芦毛、白毛、青鹿毛、青毛、栃栗毛)といった割合になっています。
つまり毛色によって直接的に能力に優劣がついているというよりは、毛色の割合のによる「強い馬」の出てきやすさの差であると言えると思います。
ちなみに芦毛だけに限れば全体の6~7%程度といわれているため、ウマ娘にも出ているタマモクロス、オグリキャップ、ゴールドシップ、ビワハヤヒデ、メジロマックイーンといった「強い芦毛馬」は希少な存在であると言えます。
無気力P@ボカロP:
けっこう昔から馬の毛色と強さの関係は研究されていて、20世紀前半には芦毛の馬は走らないという風潮が強かったですが、ザテトラークやネイティヴダンサーの子孫が活躍してからそういう論調はほとんどなくなっています。
goh********:
毛色そのものは、能力には関係ありません。
ウマ娘のキャラクターになった馬で茶色系の毛色が多いのは、サラブレッド全体に置いて茶色系の毛色の割合が多いためです。
芦毛に関して言うと、そもそもがサラブレッドの7%くらいしかいない毛色ということで数が少ないことが、活躍馬が少ない理由です。
しかも、芦毛については、日本の競馬の歴史が一つ影響しています。
日本の競馬は、元々は軍用馬の育成というのを建前にしていました。で、軍用馬ということを考えたときに、白くて目立つ芦毛は嫌われたのです。そのため、芦毛の種牡馬、繁殖牝馬が戦前はほとんど輸入されませんでした。
芦毛は遺伝の関係上、少なくとも両親のどちらか一方が芦毛でなければ生まれません。芦毛の種牡馬、繁殖牝馬がほとんど輸入されなかったため、極端に芦毛の馬の割合が下がってしまったのです。
勿論、戦後になって競馬は、軍用馬の育成なんて建前は消え去り、完全な娯楽になりましたが、生産をする際の種牡馬、繁殖牝馬に芦毛が少ないという状況が変わったわけではありません。ですので、芦毛馬の数が少ない、という状況は続いていました(それでも、以前に比べれば増えてはいきましたが)
タマモクロス、オグリキャップ以前にも、天皇賞馬のメジロアサマ(メジロマックイーンの祖父)とか、菊花賞馬のプレストウコウなど、大レースを勝った芦毛馬はいましたが、1988年にタマモクロスが年度代表馬に選ばれるまで、芦毛の年度代表馬は現れませんでした。
知恵袋ユーザー:
ないです。
鹿毛などの毛色の分母が多いので、
あの馬もこの馬も鹿毛だ、となるだけです。
例えば、白毛は弱い、と言われますが、
白毛はそもそも数がいないので、
強いもなにも、白自体が少ないので、
自然と勝ち上がる馬の数は少ないです。
例えば毛色関係なく、
10%の馬がG1馬になる、という
法則が仮にあるとします。
鹿毛が100
白毛が10 仮にいたとして、
仮の法則を当てると、
G1馬になる馬の数は、
鹿毛10
白毛1
となってくるわけです。
質問者さんのおっしゃる、芦毛に関しても、
オグリキャップのころは、
芦毛は弱いというのは当たり前でした。
それはやはり数が少ないからです。
芦毛に関しては、
ウマ娘から興味をお持ちということで、
ゴールドシップのイメージが強いかと
思いますが、
ゴールドシップが出ているころは、
芦毛は弱いというイメージはかなりなくなって
きてはいましたが、
やはり、近年活躍馬は出てはいますが、
数は他と比べれば少ないので、
前ほどではないですが、
弱いイメージは残りつつあります。
- 知恵袋ユーザー
- 一応オグリキャップとタマモクロスが芦毛のイメージを変えたみたいなのは知っていますがまだ弱いってイメージは少し残っているんですね
ミナガワマンマ:
能力と毛色は直接は関係ありません(^_^)
ただ芦毛は必ず両親のどちらかが芦毛で無いと生まれませんから、能力の高い馬が芦毛に出る確率自体が低いんです
そして能力が高くないと種牡馬にはなれませんから、余計に能力の高い芦毛馬が生まれる確率は下がります
牝馬の場合は能力に関係無く繁殖入りが可能ですが、やはり芦毛であり且つ能力が高い確率は低い訳で、能力の低い牝馬からは能力が高い仔が生まれる確率もまた低くなります
結果として能力が高い芦毛馬が存在する確率はかなり低い訳ですね
因みに芦毛馬はサラブレッド全体の7%程度しかいません(‘_’?)
芦毛よりも更に存在確率が低い白毛馬から生まれたG1馬、ソダシはまさに奇跡の存在です(;^_^A
梅の木:
ざっくりと分けると
鹿毛
→茶、焦げ茶
いっちばんよく見かけるやつ、競走馬全体の半分はこの毛色
栗毛
→明るい茶
グラスワンダーとかアグネスタキオンがいい例、明るい茶色、全体の2割ほど
黒鹿毛
→黒に近い茶
キタサンブラック、エイシンフラッシュなんかがこれ、鹿毛よりさらに黒い、全体の2割ほど
芦毛
→生まれつき黒っぽいけど育っていくにつれて白くなっていく
オグリキャップとかゴールドシップなどがこれ、全体の6%ほど
青鹿毛
→黒鹿毛よりさらに黒い毛色
マンハッタンカフェが該当、全体の1%ほど
青毛
→最も黒い毛色、というか日光に当たると青っぽくなる
青毛の競走馬が元になったウマ娘は現状いない、全体の1%ほど
栃栗毛
→赤茶色
こちらも全体の1%ほど、マーベラスサンデーが該当
白毛
→生まれつき白い毛
「白馬の王子様」みたいなやつ、最も珍しい毛色、全体の0.004%ほど
こちらもウマ娘には現状存在しない毛色
こんな感じ
この時点でおわかりかと思いますが「茶色の馬は強い」じゃなくて「そもそも茶色の馬が多い」だけなのです
パッと見で茶色と分かる毛色が全体の八割以上を占めているんですから
昔は「芦毛の馬は走らない」なんて言われてたそうですが全体に対して数が少なかっただけです
また余談ですがこの上記8種類からさらに分岐することが出来ます
ウマ娘に登場している競走馬の中ではゴールドシチーの「尾花栗毛」(毛色は鹿毛だがたてがみ、しっぽがベージュ)が一際レアな毛色とされています
kiryu:
サラブレッドの毛色は全部で8種類あり、毛色により割合に大きな差があります。
一番多いのは鹿毛で、サラブレッド全体の5割は鹿毛馬になります。
次いで栗毛と黒鹿毛が2割弱、残りがそのほかの毛色(芦毛、白毛、青鹿毛、青毛、栃栗毛)といった割合になっています。
つまり毛色によって直接的に能力に優劣がついているというよりは、毛色の割合のによる「強い馬」の出てきやすさの差であると言えると思います。
ちなみに芦毛だけに限れば全体の6~7%程度といわれているため、ウマ娘にも出ているタマモクロス、オグリキャップ、ゴールドシップ、ビワハヤヒデ、メジロマックイーンといった「強い芦毛馬」は希少な存在であると言えます。