ブラックジャックのインシュランス(インシュアランス)とは保険の意味を持つアクションです。

ディーラーのアップカードがAだった時のみに利用が可能で、保険として余分にベットを行えるようになります。ルール上、Aがアップカードになるとブラックジャックが成立する可能性も高くなってしまうからです。インシュランスが成立すると、ベット額が3倍になって返ってきます。

ただし、インシュランスをしても無駄に終わる可能性があるため、ルールを詳しく解説していきます。

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著者:上の人
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この記事でわかること
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ブラックジャックのインシュランスの基本ルール

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インシュランス選択後の4つのパターンを解説

3
まとめ:ブラックジャックのインシュランスは結局損する

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ブラックジャックのインシュランスのよくある質問

ブラックジャックのインシュランスの基本ルール

ブラックジャックのインシュランスの基本ルール

インシュランスは最初の2枚のカードでディーラーのアップカード(表向き)がAだった場合、選択できるアクションです。

最初のベット額の半分を追加で支払うことが可能で、ディーラーがブラックジャックだった場合にインシュランスが成立となります。インシュランスが成立すると追加ベットの3倍が払い戻され、プレイヤーは敗北分の損失を受けずに済みます。

インシュランスは最初から負けるか引き分けになる確率が高いとわかっている際の、保険金としての役割があるのです。

インシュランス選択後の4つのパターンを解説

インシュランスのルールを見ても、実際にどうなるかすぐにわかる人は少数派です。

今回は具体的に4つのパターンを使い、インシュランスを使った後にどれだけ勝ち・負けが出るかを解説していきます。わかりやすいように、ベット額は100、インシュランスは半分の50で統一します。

勝負に勝ったか負けたか、インシュランスが成立したかで見ると、インシュランスを使うべきタイミングがわかってきます。

インシュランス成功・プレイヤー負けの場合

ディーラーがブラックジャックを出して自分が負けた場合、通常ベットとインシュランス分がマイナスになり、インシュランスの3倍が戻ってきます。

ベットが100、インシュランスに50を使って負けたので、手持ちからは-150されます。その上でインシュランス成立で50の3倍が払い戻されて+150されるのです。

結果として収支は+-0であり、インシュランスを行うことによって負けても損失が発生しなかったことになります。

インシュランス失敗・プレイヤーが勝利の場合

ディーラーがブラックジャック出さず、勝負に勝てた場合、ベットは通常通り2倍の払い戻しが行われます。

一方で、インシュランスは不成立になるため、インシュランスに使用した50は失われてしまいます。損益は通常の勝利の+100とインシュランス分の-50で、+50です。

いわば保険金が無駄になった状態で、儲けが通常の勝利の半分になったと考えるとわかりやすくなります。

インシュランス失敗・プレイヤーが負けの場合

ディーラーがブラックジャック出さず、プレイヤーが負けた場合、ベットが全て失われることになります。

通常の100と、インシュランス分50の両方が失われるため、損益は-150になります。自分のハンドが弱いからとインシュランスを選んでも、通常の負けよりも損失が大きくなる可能性があるのです。

インシュランスを選んでもディーラーがブラックジャックを出さなければ意味が薄く、どの程度の確率で発生するかを知っておくことも重要になります。

インシュランス成功・引き分けの場合

勝負に勝つのと同じく、損益がプラスになるのが引き分けの時です。

引き分けの場合はベット額は+-0で払い戻されます。また、インシュランス分の50は差し引かれますが、インシュランス成立の払い戻し+150が発生します。払い戻しの額の方が多いため、結果としてプレイヤーが+100を得ることになるのです。

インシュランスを選んだ際に最も利益が出るのが、ディーラーもプレイヤーもブラックジャックを出し、引き分けることになります。

インシュランスは 勝負は インシュランス有損益 インシュランス無損益
成功 負け ±0 -100
失敗 勝ち +50 +100
失敗 負け -150 -100
成功 引分け +100 -100

まとめ:ブラックジャックのインシュランスは結局損する

インシュランスを選んでも、損をする場面が多いことに注意が必要です。

収支の結果はほぼイーブンであり、インシュランスを選ばない方が利益を出せる場合もあります。確率で考えた場合、インシュランスは不利です。インシュランスが成立しない場面の方が多く、リターンに見合わないからです。

インシュランスをするよりも他の場面でベット額を上げるなど工夫をした方が勝率は高くなるため、インシュランスは選ばないのがおすすめです。

ブラックジャックのインシュランスのよくある質問

インシュランスは使わない方がいいと書かれても、納得できないという人も珍しくありません。

ルールとして導入されている以上、使った方が有利と考えるのは自然なことだからです。そのため、インシュランスを使った場合のベットの還元率と、通常のブラックジャックの還元率を具体的に比較します。

ブラックジャックは非常に勝率の高いゲームと言われていて、だからこそインシュランスの効果が目立たない面があるのです。

インシュランスの期待値ってどれくらい?

インシュランスを利用した場合、プレイヤーへの還元率は90%前後になると言われています。

勝ち負けや引き分けなどの確率をすべて織り込み、ゲームを続けていると高い還元を受けられることになります。ただし、ブラックジャックの還元率は97~99%とも言われていることに注意が必要です。

インシュランスを使わない方が高い還元率を実現でき、勝てるチャンスも増えるのです。勝負を重ねるほど還元率の差ははっきり出るもののため、インシュランスは使わない方がお得と言えます。

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