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韓国、マカオ、ラスベガスなど、海外のに行ってみたいな…と思う方にとって、気になる疑問の一つが服装ではないでしょうか?

「どんな服を着ていけばいいんだろう?」「相応しくない服だったら追い出されるって本当?」といった疑問を持たれる方も多いかもしれません。

実は、ランドカジノで遊ぶためにはドレスコードという服装規定があり、これを守らない服でカジノに訪問しても、入場を断られる場合があります。

そこで、このページではカジノにおけるドレスコードについて解説します。それぞれの国や地域によってドレスコードは様々なので、この記事を読めば自信を持ってにチャレンジできますよ!

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(ウィナーズクラブ管理人)

海外にあるランドカジノで遊ぶ際は、ドレスコードがあります。また、カジノに持ち込むことができないものもあります。

これらを守らないと入場を拒否される場合もありますので注意して下さい。

この記事のまとめ

  • カジノに入場する際にはドレスコードを守る必要がある
  • ふさわしくない服装だと入場できない事もある
  • スマホは持ち込み可能なカジノが多いが、プレイ中は使用禁止
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この記事はおよそ 12分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

目次 開く
カジノで遊ぶためのドレスコードとは
ドレスコードって何?レベルごとの基準となる服装を解説

「フォーマル」:最も格式が高い
「セミフォーマル」:フォーマルに次ぐ格式
「インフォ―マル」:ポピュラーな礼装
「スマートエレガンス」:ドレスアップした装い
「カジュアルエレガンス」:少しだけカジュアルな装い
「ビジネスアタイア」:ビジネスシーンでのスタンダード
「スマートカジュアル」:きちんとした印象の装い
カジノに入れなくなる服装
カジノに持ち込めるものと持ち込み禁止なもの

カメラやスマホは基本的に持ち込みOK
世界各地のカジノのドレスコード

北米(North America)
中・南米(Central and South America)
アジア(Asia)
オセアニア(Oceania)
ヨーロッパ(Europe)
アフリカ(Africa)
カジノのドレスコードでよくある質問
カジノのドレスコードまとめ

カジノで遊ぶためのドレスコードとは

カジノで遊ぶためのドレスコードとは

ドレスコードとは、パーティや高級レストランなどで決められている、場所や時間、シーンに応じた服装の基準のことです。

例えば、周りのゲストが綺麗にドレスアップしているような格式高いレストランにTシャツやサンダルで食事をする人がいると、雰囲気が崩れちゃいますよね。そういったお店のムードを崩さないよう、服装規定が定められているお店があります。

大人の社交場とも呼ばれるカジノにおいても、もちろんドレスコードは定められています。最近はカジュアルな服装でも気軽に利用できるカジノは少なくありませんが、やはり社交場の雰囲気を楽しむカジノにおいては、服装には気をつけなければいけません。

ドレスコードって何?レベルごとの基準となる服装を解説

カジノにおけるドレスコードについて説明する前に、まずドレスコードの詳しい服装や着用シーンについて解説します。

ドレスコードの規定は、冠婚葬祭や国家式典などにおける正装を表す「フォーマル」から、ホテルやレストランなどのドレスコードに使われることが多い「スマートカジュアル」まで7段階に分けられています。

それぞれのレベルに応じた具体的な服装、そしてドレスコードが適用されるシーンを詳しく説明します。

「フォーマル」:最も格式が高い

「フォーマル」:最も格式が高い

フォーマルはもっとも高い格式のドレスコードを指し、日本語では正礼装や正装と言います。

例えば結婚式の新郎新婦だったり、記念式典に参加する時などのように、自分が主役の時に着る服と考えると良いでしょう。

  • 男性の場合の服装例
    昼間はモーニングコートを着用します。シャツやベストに前裾から後ろ裾にかけて曲線的にカットされたコートを合わせる服装のことです。
    夜は燕尾服を着用します。
  • 女性の場合の服装例
    昼間はスカート丈がくるぶし以上あるアフタヌーンドレス、夜はドレス丈がヒールを覆うほどのロング丈であるイブニングドレスを着用します。
    胸元や背中の開いたデザインが多く、ハリウッド女優の授賞式などでは非常に華やかなイブニングドレスが多く見られます。

着用シーン

結婚式(新郎新婦・親)、パーティや式典の主催者、ノーベル賞やアカデミー賞といった国際賞の授賞式など

「セミフォーマル」:フォーマルに次ぐ格式

「セミフォーマル」:フォーマルに次ぐ格式

セミフォーマルはフォーマルに次ぐ格式のことで、例えば結婚式・披露宴に招待されたゲストなど、主役より格式を1つ下げた服装を指します。

日本語では「準正装」などと言いますが、現在は「インフォーマル」のドレスコードが一般的であることから着られる機会は多くありません。

  • 男性の場合の服装例
    昼間はディレクターズスーツ、夜はタキシードを着用します。また、ブラックスーツであれば昼夜問わず着用できるほか、ジャケパン+ネクタイでもOKです。
  • 女性の場合の服装例
    昼間はセミアフタヌーンドレス、夜はカクテルドレス(セミイブニングドレス)を着用します。

着用シーン

フォーマルな場に招待されたゲストなど

「インフォ―マル」:ポピュラーな礼装

「インフォ―マル」:ポピュラーな礼装

インフォーマルは最もポピュラーな礼装のことで、日本語では「略礼装」と言います。

結婚式などで「平服でお越しください」と言われた場合、インフォーマルのドレスコードが求められます。間違っても「平日に着るような服・普段着」と解釈しないように注意して下さい。

なお、インフォーマル以降のドレスコードについては、昼夜問わず同じ服装でOKです。

  • 男性の場合の服装例
    ブラックスーツやダークスーツを着用します。シルバーやグレーを採用しても良いでしょう。
  • 女性の場合の服装例
    ドレッシーなワンピースやスーツを着用します。

着用シーン

(平服でお越しくださいと言われた場合の)結婚式やパーティ、結婚式の二次会、同窓会など

「スマートエレガンス」:ドレスアップした装い

「スマートエレガンス」:ドレスアップした装い

ドレスコードは「フォーマル」と「カジュアル」の2種類に大別されますが、インフォーマルまでが「フォーマル」の礼装、そしてスマートエレガンスからはカジュアルのドレスコードとなります。

スマートエレガンスからは厳密なドレスコードは決まっていないものの、おおよそパーティなどで着られる服装が該当します。

  • 男性の場合の服装例
    ダークスーツを着用します。
  • 女性の場合の服装例
    ドレッシーで華やかなワンピース、上品なスーツなどを着用します。

着用シーン

結婚式の2次会やパーティなど

「カジュアルエレガンス」:少しだけカジュアルな装い

「カジュアルエレガンス」:少しだけカジュアルな装い

「カジュアルエレガンス」はスマートエレガンスよりも少しだけカジュアルなドレスコードですが、カジュアル過ぎるとNGです。そのため迷ったらスマートエレガンスを意識した装いをすると良いでしょう。

  • 男性の場合の服装例
    ダークスーツを着用します。
  • 女性の場合の服装例
    華やかなワンピース、上品なブラウスなどのトップスとスカートといった組み合わせであればOKです。

着用シーン

比較的カジュアルなパーティや食事会など

「ビジネスアタイア」:ビジネスシーンでのスタンダード

「ビジネスアタイア」:ビジネスシーンでのスタンダード

「ビシネスアタイア」は企業主催のパーティやレセプションなど、ビジネスパーソンの服装を基本としたドレスコードです。そのため男性・女性ともにスーツスタイルが基本となりますが、華やかさを意識するようにしましょう。

  • 男性の場合の服装例
    上下揃いのスーツを着用します。
  • 女性の場合の服装例
    ドレッシーな雰囲気のスーツを着用します。

着用シーン

企業主催のレセプション、株式総会、入社式など

「スマートカジュアル」:きちんとした印象の装い

「スマートカジュアル」:きちんとした印象の装い

「スマートカジュアル」は、ホテルやレストランでの食事などで求められる最も格式の低いドレスコードです。

ただし、格式の低い服装とは言っても、Tシャツやデニム、スニーカーといったデイリーカジュアルな服装はNG。堅苦しくは見えないけれど、きちんとした印象に見える服装を意識しましょう。

  • 男性の場合の服装例
    ジャケット+パンツを着用します。
  • 女性の場合の服装例
    ワンピースやトップス+スカートなどがおすすめです。

着用シーン

ホテルやレストランでの食事、ブライダルフェアなど

カジノに入れなくなる服装

カジノに入れなくなる服装

これまでドレスコードに関する基本的なことを解説してきましたが、いよいよカジノでのドレスコードについて解説します。

カジノでは客側のイカサマや不正を防止するため、以下のような服装は禁止となっている場合が多いです。

  • 帽子
  • サングラス
  • マスク
  • ポケットが多い服
  • ロングコート

まず、サングラスや帽子はカジノ側が顔を確認するために禁止となっています。マスクはこのご時世に文句を言われることも少ないですが、入場時はマスクを取ってくださいと言われることもあるかもしれません。

また、ポケットの多い服やロングコートについても、基本的には入り口で預かってもらい入場となる場合が多いです。

入場時にこれらの服装はチェックされて、外してくださいと適宜指示されます。指示に従わないと入場が拒否されることもあるのでご注意ください。

カジノに持ち込めるものと持ち込み禁止なもの

カジノに持ち込めるものと持ち込み禁止なもの

カジノに持ち込めるものは、原則として貴重品+αくらいで、トランクやキャリーケース、リュックといった大きい荷物を持っていくことはできません。ハンドバッグ、セカンドバッグなどを利用しましょう。

また、外国人専用のカジノの場合、必ず入場時にパスポートが必要になります。カジノに行く時は絶対にパスポートも一緒に持っていきましょう。

カメラやスマホは基本的に持ち込みOK

以前はカメラやスマートフォンを持って入場することは禁止されていました。しかし、カメラ機能付きのスマホが当たり前に普及したことから、さすがにカジノ側が持ち込みを制限することは大変難しくなっており、近年では持ち込み自体は禁止されていません。

しかし、一度テーブルに着いたら、カメラによる撮影は一切禁止であり、また通話・LINE・ネット検索などについても全てNGです。出来るならスマホを機内モードにして、勝負に集中するのがおすすめです。

なお、平場のカジノであれば撮影は当然禁止ですが、ハイローラーの方には個室のVIPルームでプレイすることができる場合があります。VIPルームでは撮影が許可されるカジノは多いので、大きめの予算で勝負する方は一度相談してみてください。

世界各地のカジノのドレスコード

一口にカジノのドレスコードと言っても、国や地域によって全く服装規定が異なります。インフォーマルな服装が求められることもあれば、Tシャツやサンダルでも全然OK!と言ったカジノもあるので、事前にドレスコードを確認してから入場することをおすすめします。

続いて、世界各地のカジノにおけるドレスコードについて解説します。

北米(North America)

北米(North America)

アメリカをはじめとする北米では、毎年数千万人とも言われる観光客がカジノを訪れます。

そのため、全員にフォーマルな服装を求めるのはかなり難しいということもあり、現在ではあまりにもラフな服装でない限りは入場が許可される場合が多いです。

ラスベガス

ラスベガスはキチッとした服装が求められるイメージが強いですが、現在はかなりドレスコードが緩和されています。ただし、夜にカジノを訪れる場合、Tシャツやスニーカーは避けてスマートカジュアルな服装で行くと良いでしょう。

ニューヨーク

ニューヨークは10年ほど前からラスベガス式のカジノを建設することが条例で許可され、現在は多くのカジノがプレイできるようになっています。ニューヨークでもラスベガスと同じく、夜はスマートカジュアルな服装で行けば安心です。

中・南米(Central and South America)

中・南米(Central and South America)

グアテマラ・ペルー・ブラジルなどの中南米の場合、おおよそスマートカジュアルな服装をしていけば入場拒否される心配はありません。

中米エリア(コスタリカ・ホンジュラスなど)

北米大陸と南米大陸に挟まれた中米エリアでは、ドレスコードの規定はほぼありません。Tシャツにサンダルと言ったラフな服装でも大抵のカジノでは入場が許可されます。

南米エリア(ブラジル・ペルー・アルゼンチンなど)

南米エリアでは、原則としてスマートカジュアルの服装で行きましょう。男性は襟付きのシャツと長ズボン、革靴であればOK。女性の場合はミニドレスやワンピースにヒールであれば大丈夫です。

アジア(Asia)

アジア(Asia)

アジアのカジノについてはほとんどドレスコードに関する規定はなく、むしろフォーマルな服装だと浮いてしまう可能性もあります。ラフすぎる格好だと厳しい場合もありますが、基本的にはカジュアルな格好で十分OKです。

韓国

ソウル・釜山・チェジュ島など多くのカジノを抱える韓国では、大抵の場合スマートカジュアルな服装であれば十分OKです。タンクトップやスウェットのようなドレスコード上非常識な格好でない限り、入場拒否になることはありません。

マカオ

マカオにはドレスコードがほぼ無いので、デニム・半ズボン・サンダルと言った格好でもOK!ただ、スマートカジュアルな服装で来る方も多く、綺麗な服装で行ってももちろん大丈夫です。

シンガポール

シンガポールの服装規定は韓国とマカオの間くらいで、Tシャツやデニムでの入場はOK、だけどサンダルや半ズボンはNG、という場合が多いです。迷ったらスマートカジュアルで行けば安心!

オセアニア(Oceania)

オセアニア(Oceania)

オーストラリア近辺を指すオセアニアでは、アジアよりは厳しいドレスコードが定められています。特にオーストラリアでは入場拒否のケースが多いので気をつけましょう。

オーストラリア

オーストラリアの場合、インフォーマル〜スマートカジュアル当たりの服装が求められます。男性は襟付きシャツに長ズボンで、女性はワンピース等を着用します。Tシャツ・半ズボン・サンダルはNGです。

ニュージーランド

ニュージーランドはオーストラリアよりは厳しくなく、TシャツやジーンズはOKですが、露出の多い服装(ノースリーブなど)はNGとなっています。

ヨーロッパ(Europe)

ヨーロッパ(Europe)

ヨーロッパはカジノ発祥の地ということもあり、格式高いカジノが多いことからドレスコードについても他に地域に比べて高めに設定されています。

特にイギリスやドイツのカジノであれば、セミフォーマル〜インフォーマルな服装でないとNGなケースが多く、男性の場合タキシードやブラックスーツでないと入れないカジノも少なくありません。カジノによっては礼服を貸し出してくれる所もあります。

フランスやモナコなど比較的ドレスコードが緩い国や地域もあるものの、基本的にはフォーマルな格好でないと入場は難しいと考えておきましょう。

アフリカ(Africa)

アフリカ(Africa)

エジプトや南アフリカなど、アフリカのカジノでは基本的にスマートカジュアルな服装であれば入場が許可されます。

男性の場合襟付きのシャツに長ズボンと革靴、女性の場合ミニドレスやワンピースとヒール、くらいであれば十分OKです。

カジノのドレスコードでよくある質問

少しくらいならドレスコードに従わなくても良いですか?

「少しくらい」の基準にもよりますが、ドレスコードはカジノの雰囲気を壊さないために必要な服装規定であり、これをジャッジするのはカジノ側です。そのため、カジノがこの服装では入場を認められないと決定した場合、入場拒否に遭ってしまいます。

せっかく海外までカジノを遊びに来たわけですから、服装NGという理由で入れなくなるのは嫌ですよね。それであれば、事前にドレスコードを満たす服を用意して、ランドカジノを楽しむのが良いでしょう。

韓国のカジノのドレスコードはどのレベルですか?

韓国カジノのドレスコードはあまり厳しくなく、カジュアルな服装でも全然問題なく入場することができます。ただし、タンクトップや短パン・半ズボン、ダメージジーンズ、スウェット、サンダルなどラフすぎる格好で入ろうとすると、入り口で止められてしまうケースもあるようです。また、大きすぎる荷物を持って入場することもできませんので、ハンドバッグやセカンドバッグで入場しましょう。

また、韓国のカジノは外国人専用の施設となっているため、入場時に必ずパスポートの提示が求められます。パスポートは常に携帯しておきましょう。

タキシードを持ってませんがどうすればいいですか?

イギリスやドイツといったカジノでは、フォーマルな服装が求められる場合があります。その時タキシードを持っていないと入場できませんが、滞在先のホテルで貸し出してもらえることもあるようです。

そのため、ヨーロッパでカジノを遊ぶ予定がある時は、滞在先のホテルでタキシードの貸し出しサービスがあるかどうかを事前にご確認ください。また、事前に予約しておくのがおすすめです。

カジノのドレスコードまとめ

韓国やマカオ、ラスベガスなど、海外のカジノに行く際は、カジノの雰囲気を壊さないように「ドレスコード」と呼ばれる服装規定が定められています。

ただし、最近はフォーマルな格好をする必要がないカジノも増えてきて、ラフすぎる格好でない限り入場できるカジノも多くなっているようです。

ほとんどのカジノでは公式サイトでドレスコードについて解説していますので、もしどんな服装で行けば良いのか分からない…という場合は、事前にサイトで確認しておくのがおすすめです。

カジノは大人の社交場ですので、ぜひ紳士淑女としての立ち振る舞いで優雅に楽しみましょう!