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カジノのオーナー1|Lui Che Woo氏
カジノのオーナー2|Stanley Ho氏
カジノのオーナー3|Pansy Ho氏
カジノのオーナー4|Chen Lip Keong氏
カジノのオーナー5|Lim Kok Thay氏
カジノのオーナートップ5
世界中で楽しまれているギャンブル。アジアでもマカオやシンガポールなど、観光地としてカジノが注目されています。
オンラインカジノの人気は、年々伸びていますが、パンデミックの規制緩和も進み、羽を伸ばしに海外に行く人も増えているようですね。
オンカジ人気が作用してか、海外の旅行がてらランドカジノで遊んでいる人も増えているようです。
アジアでは欧米に比べてギャンブルの規制が厳しく、どこにでもカジノがあるというわけではありません。
そのため、海外の限られた箇所にあるランドカジノに多くのギャンブルラーが集まるというのが現状です。これにより、アジアでカジノを経営すると、巨万の富を獲得することができるのです。
わたくし達には、ほど遠い世界の人たちの話ではありますが、世の中にはこんな人もいるものかと思ってしまうでしょう!
そこでこの記事では、アジアで最も有名なカジノオーナーを紹介します。
カジノのオーナー1|Lui Che Woo氏
>(画像ソース:Wikipedia)
Lui Che Woo氏(ルイチェウー)は、沖縄から香港への建設機械の輸入に焦点を当てた採石場運営会社、K. Wah Groupを立ち上げて財を成した人物として知られています。
そして、K. Wah Groupは東南アジア全域に拠点を持つ不動産開発会社へと発展し、Lui Che Woo氏に更なる富をもたらしました。
そんなLui Che Woo氏は、エンターテインメント会社、ギャラクシー・エンターテインメント・グループも運営しており、マカオの3つのゲーミング・コンセッションのうちの1つを勝ち取りました。
これにより、2006年に5つ星ホテル、ザ・スターワールド・マカオ・カジノ&ホテルをオープンさせましたやり手のカジノのオーナーです。さらに2011年には19億ドルで旗艦カジノ「ギャラクシーマカオ」を建設。
アジアで有数のカジノのオーナーとして有名になりました。そして、2016年にはギャラクシー・エンターテイメント・グループがシェルドン・アデルソンのサンズ・チャイナを抜いて、街で最大のカジノ・ギャンブル事業者として、市場の23%を占めるようになりました。
現在93歳のLui Che Woo氏は、ビジネスを5人の子供たちに譲り、長男のフランシスがギャラクシー・エンターテイメント・グループを経営しています。
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カジノのオーナー2|Stanley Ho氏
>(画像ソース:Wikipedia)
Stanley Ho氏(スタンレーホー)は、アジアで最も有名なカジノのオーナー経営者の一人として知られています。
Stanley Ho氏はSJMホールディングスの創業者兼会長であり、マカオで最も高い建物であるグランド・リスボアなど、数多くのカジノを建設してきました。マカオのギャンブルシーンを40年間も独占していたことから「ゴッドファーザー」、「ギャンブル王」とも呼ばれています。
そして、Stanley Ho氏はマカオを、小さな漁村から世界で最も有名なギャンブルの中心地へと発展させるのに大きく貢献しました。Stanley Ho氏はビジネスマンとして、ギャンブラーをマカオに集める方法を複数考案。
例えば、マカオに港を建設し、近くの香港からマカオにギャンブラー用の高速船を運行させたというのは非常に有名な話です。
Stanley Ho氏は現在他界しており、彼の資産は17人の子供と4人の妻によって相続されました。
カジノのオーナー3|Pansy Ho氏
>(画像ソース:Wikipedia)
Pansy Ho氏(パンシーホー)は上で紹介したカジノのオーナーであるStanley Ho氏の娘にあたる人物です。しかし、Pansy Ho氏は最初からカジノ業界でビジネスをしていたわけではなく、初めは女優としてキャリアを積んでいました。
そして、PR会社「オケージョンズ」を立ち上げて大成功を収めました。
しかし、カジノ大手のMGMリゾートの株式を獲得したことで、カジノ業界に進出していきます。Pansy Ho氏は株式を売却することで、なんと8600万ドルを獲得。さらに、マカオに2つの統合型リゾートを持つMGMチャイナと、亡き父のSJMホールディングスの両方に大量の株を持ち、同島に多数のカジノを保有するに至りました。
また、Pansy Ho氏は600室のカジノリゾートであるMGMマカオの3分の1近くを所有し、MGMグランドパラダイスのマネージングディレクターを務めており、毎年約800万ドルの収入を得ています。
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カジノのオーナー4|Chen Lip Keong氏
>(画像ソース:Forbes)
Chen Lip Keong氏(チェリプケオン)はマレーシアで7番目の富豪として知られており、純資産は24億ドルだと言われています。
Chen Lip Keong氏は石油を見つけるためにカンボジアを訪れ、そこで財を成すことに成功しました。
そんなChen Lip Keong氏は、1994年、カンボジアの首都プノンペンで、70年間のカジノライセンスと政府保証の独占権を獲得。このこの独占権は2035年まで続きます。
Chen Lip Keong氏はこの独占権をいかし、カンボジアの首都をギャンブル地へと発展させ、巨万の富を手に入れました。
また、Chen Lip Keong氏の代表的な統合型リゾート「ナガワールド」は、カンボジアで唯一の高級カジノホテル複合施設で、複数の独立したカジノ、ゲームエリア、さらに通路や地下トンネルでつながった複合施設を誇っています。
ナガワールドの中には、「ナガワールド2」という施設があり、このエンターテイメント複合施設には300テーブルのゲーム施設、ゲーミングスイート、プレミアムゲーミングホールが備わっています。
ナガワールドは現在も拡大中であり、2025年には75階建てのホテルタワーを含むナガワールド3がオープン予定とのことです。今後も注目のカジノのオーナーと言えるのではないでしょうか?
カジノのオーナー5|Lim Kok Thay氏
>(画像ソース:Forbes)
次に紹介するカジノのオーナーは、Lim Kok Thay氏(リムコクサイ)です。同氏は、現在ゲンティン・グループの会長を務める人物であり、総資産は21億ドルだとされています。これはマレーシアにおいて9番目に多い資産額となります。
ゲンティン・グループはLim Kok Thayの父であるLim Goh Tongが創設した企業であり、世界的な統合型リゾートの開発、マーケティング、運営を行っています。さらに、パーム油のプランテーションや、クルーズ事業も行っていることで知られています。
わたくしたちとスケールが違う世界の人をざっと見てみましたが、どうでしたか?カジノは古くからあるエンターテインメントですが、今でもビジネスを上手にやっているカジノのオーナーは世界に中にいるものなんですね。
日本でもカジノができたら、外国資本だけでなく、いつの日か日本のカジノのオーナーが登場することもあるかもしれませんね。
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