クラップス
クラップス の基本はこちら
目次
「オンラインカジノをやってみたいけど、すぐにできるゲームって無いのかな」と思っている方も多いことでしょう。複雑なゲームだと慣れるまで時間がかかるので、簡単なところから入りたいですよね。そこで今回はクラップスというゲームについて紹介します。
サイコロを2つ使うだけのシンプルなゲームなので、オンラインカジノ初心者の方にもオススメです。概要やルールだけでなく、攻略法も記載しているのでぜひ最後までお読みください。
クラップスってどんなテーブルゲーム⁈
プレイヤーが2つのサイコロを振り、出る目を当てるという簡単なゲームです。最大の特徴は、ディーラーではなくプレイヤーが順番にサイコロを振ることです。ゲームの進行は単純ですが賭け方のバリエーションが多いため、人気があります。
クラップスの歴史
クラップスは、18世紀頃に西ヨーロッパで流行っていたゲーム「Hadard」から来ています。
その頃はヨーロッパの裕福な方の遊びだったとされていますが、アメリカ全土にこのゲームが広がったことで、ルールが簡単なことから兵士から子供にまで人気のゲームとなりました。
しかし時代は進み、他のテーブルゲームやカジノゲームの人気が急上昇したことにより、一時はクラップス自体あまり知られなくなってしまった時期がありました。しかしここ最近はアツイカジノファンのおかげで再び人気に火がつき始めました。
クラップスの特徴
クラップスの特徴は運要素が高く、手数料や参加料が少ないことです。
戦略が重要になるポーカーやブラックジャックと違い、初心者でも入りやすいゲームでもあります。またそのスリルから上級者にも人気があり、幅広く愛されているのです。
クラップスゲームで大事な要素は雰囲気や勘、ノリ。場の流れをどう捉えて勝負するかで結果が左右されます。一か八かの要素も強く、大金を賭けてのプレーをする人も大勢いるのです。
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クラップスの流れについて解説
ここまでクラップスの概要を紹介してきました。
次にクラップスのルールについて解説していきます。初心者の方にもわかりやすく説明するのでぜひお読みください。
✔︎ 2つのサイコロの目によって勝敗が決まる!
クラップスは2つのサイコロを投げ、その合計値によって勝敗が決定します。サイコロを投げるのはディーラーによって指名されたプレーヤーです。また勝敗が決するまで、同じプレーヤーがサイコロを投げ続けます。
✔︎ 1投目:1投目はカムアウトロールと呼ばれる特殊な手順です。
カムアウトコントロールとは、サイコロを振る1投目のことを指します。サイコロを投げる前に、各プレイヤーはパスライン(PASS LINE)と呼ばれるエリアに掛け金を置けます。
そしてベット後に投げたサイコロ目の合計が7か11(ナチュラル勝ちで2倍)なら勝利となり、掛け金と同じ金額が支払われます。
その後、サイコロを投げる人を変えずに次のゲームが始まるのです。一方で、2・3・12(クラップス)なら負けとなり掛け金は没収され次のゲームに進みます。この場合もサイコロを投げる人は一緒です。オンラインカジノではサイコロ投げ(ロール)を自動で行ってくれるところが多いので、気にしなくても大丈夫ですよ。
上記以外の数字(4,5,6,8,9,10)が出た場合は、出た目が Pinto(ここではわかりやすくキーナンバーに統一)となり2投目へと進むことになります。ちなみにリアルカジノでは1投目を連続で勝ち続けるプレーヤーがいると、会場のボルテージはどんどん高まっていきます。
✔︎ 2投目以降は7との勝負
2投目以降は先ほどのキーナンバーが、7よりも先に出るかどうかが重要になります。
たとえばプレイヤーが1投目でダイスを転がし、10が出たとします。この場合、10は2・3・12(クラップス)そして7・11(ナチュラル)でもないので、10が今回の『キーナンバー』となります。
最初のプレイヤーは再びダイスを転がし、2投目で5、3投目で11、4投目で10が出たとしたら、ここでゲームは終了です。この場合、7よりも先にキーナンバーの10が出たため、パスライン(PASS LINE)へ賭けた全てのプレイヤーは全員勝利となり、2倍の配当がもらえます。
ただし7が出てしまうと敗北となり、掛け金は没収されてしまいます。
✔︎ 途中参加OK
クラップスは途中参加OKのゲームです。
途中参加する場合は、以下のルールが適用されます。
- パスラインではなく基本的にカムエリアへベット
- 途中参加してから最初に投げられた目が7か11なら勝利
- 途中参加してから最初に投げられた目が2,3,12なら負け
- それ以外の数値なら出た目がその人のキーナンバーになる
具体的に見ていきましょう。
まず3投目からゲームに入る場合、3投目に7か11が来れば勝利となります。
反対に2,3,12が出ると負けになります。それ以外の数字が出た場合は、4投目以降に進みますが3投目に出た数字がその人にとってのキーナンバーになるのです。
よって3投目で8が出たらフィールドのキーナンバーが10だったとしてもそのプレイヤーのキーナンバーは8となり、8が7よりも先に出たら勝ちとなります。
ここまでがクラップスの基本的な流れといえます。基本的な手順なのでしっかり理解しておきましょう。
クラップスの掛け方まとめ
先ほどの基本的な流れでは、「パスライン」と「カム」という2種類のベット方法を紹介しました。
ですが、クラップスには他にもいろんなベット方法があります。いろんな賭け方を把握しておけば、ゲームの楽しみ方が広がるので少しずつ覚えてくださいね。
■プレースベット(The Place Bets)
先に賭けたポイントが出るか7が出るかを競うベットです。
カムアウトロール以降にベットできます。キーナンバーの4から10までの好きな数字に直接賭けられ、7が出る前にその数字が出れば勝利です。
「カム」にベットして次に進んだ場合、それぞれのキーナンバーを示すプレースゾーンに掛け金が置かれます。途中参加してもルールが分かりやすいというのがメリットのベット方法です。
■バイベット・レイベット(buy bet・laybet)
プレースベットと同じく数字に直接賭ける方法です。バイベットとレイベットの違いはこちらです。
- バイベット:7が出ると負けになり、賭けた数字が出ると勝ちになる
- レイベット:7が出ると勝ちになり、賭けた数字が出ると負けになる
バイベットは7が出る前に賭けた数字が出ると勝ちですが、レイベットは賭けた数字よりも先に7が出ることに賭けています。
つまりレイベット4なら7が出た時点で配当が発生するのです。反対に4が出たら負けになります。プレースベットとの違いは配当に控除がないことと、バイベットでは掛け金の5%、レイベットでは配当金額の5%を支払う必要があることです。
■ビッグ6・ビッグ8 (Big6 Big8)
ベットフィールドに大きく書かれた6と8の文字。ここがビッグ6・8エリアです。6と8のどちらかに賭けることができます。ルールはシンプルで、7が出る前に6か8が出たら勝利。ベットした分が払い戻されます。
勝ち | 負け | 配当 | 確率 | |
ビッグ6 | 6 | 7 | 1:1 | 45.5% |
ビッグ8 | 8 | 7 | 1:1 | 45.5% |
■ドントパス(Don’t Pass)
ドントパスはパスラインの逆に賭けるベット方法です。
カムアウトロールにおいて7か11が出ると負け、2,3なら勝利となります。また12が出たら引き分けとなり、何も賭けていなかったことになるのがポイントです。それ以外の数字が出たらキーナンバーが適用され、7が出る前にその数字が出たら負けとなります。
勝率は一投目で勝利する確率が8.33%、負ける確率が22.22%です。なのでこの確率でも見ても、一投目は明らかに不利なのがわかりますが、ポイントナンバーが決まった後は7が出れば勝利ですので、プレーヤー側有利です。
■ドントカム(Don’t Come)
ドントカムはカムの逆になるベット方式です。
参加した直後のロールで7か11なら負け。2,3で勝利、12ならドローとなります。通常のカムと同じで、「途中参加した直後数字がキーナンバーになるのです。そして7より先にキーナンバーが出たら負けになります。
■ハードウェイ(Hard Way)
2,3,4,5のゾロ目にかけるのがハードウェイです。合計は4,6,8,10となっており、7かゾロ目以外の各種数字が出たら負けになります。
たとえば、4のハードウェイに賭けているときに2,6のようなゾロ目以外の8が出たら負になるのです。ちなみに、ゾロ目以外の4~10の出目をイージーウェイ、ゾロ目ならハードウェイといいます。
■フィールドベット
ここまでは7が出るまで続ける方式でした。ここからは1発勝負のベット方法を紹介します。
フィールドベットはカムゾーンの下にあるフィールドに賭けるベット方法です。2,3,4,9,10,11,12が出たら勝利です。また2か12が出た場合、配当金が2倍になります。
ここで注意したいのが対象が直後のロールであること。ベット後のロールで5などが出たら没収になります。カジノ初心者にとって分かりやすいので、始めたばかりのプレーヤーに人気です。
■クラップスとイレブン (Craps and Eleven)
2,3,11,12のどれかに賭ける一発勝負です。ベットした数字が次のロールで出れば勝利、それ以外なら負けになります。
■エニー7・エニークラップス (Any Seven・Any Craps)
エニー7は次のロールで7が出ることを予測してベット、エニークラップスは次のロールで2,3,12が出ることに賭ける方式です。ちなみに、クラップスという競技名はこの2,3,12の数字を意味しています。
勝ち | 負け | 配当 | 確率 | |
7 | 6 | 7 | 1:1 | 45.5% |
■ホーン (Horn)
ホーンはクラップスとイレブンである2,3,11,12のどれかが出ることを予測する方式です。
4つの数字に賭けるので、平等にベットが割り振られます。たとえば400円を賭けたら、1つの数字に100円ずつ賭けたことになるのです。
■クラップスイレブン (Crap Eleven)
先ほどクラップスとイレブンの説明をしましたが、クラップスイレブンという方法もあります。この方法は、クラップスナンバーとイレブンに同額割り振る賭け方です。
200円をベットした場合はクラップスに100円、イレブンに100円賭けたことになります。クラップスはサイコロを2つ投げるというシンプルなゲームですが、このように賭け方が色々あり、奥深いゲームでもあるのです。
クラップスの攻略法
ここからはクラップスの攻略法を解説します。
サイコロを2つなげるというシンプルなゲーム性が人気のクラップスですが、その性質が攻略のカギであり罠なのです。
詳しく紹介するので、引っかからずにうまくゲームを進めましょう。
サイコロの目の組み合わせに注意
クラップス最大の特徴であるサイコロを2つ振るという行為。
6×6で36通りの組み合わせが発生し、出る目の合計は2~12までですがそれぞれ出るパターン数は異なります。
2,12 | 1通り |
3,11 | 2通り |
4,10 | 3通り |
5,9 | 4通り |
6,8 | 5通り |
7 | 6通り |
このように7の出る割合が1/6で一番高く、2が出るのは1/36と低確率になります。当たり前のことなようですが、ここを理解せずにプレーすると負け続けることになるので注意しましょう。
✔︎ 基本はパスとカム
先ほどの確率をもとにするとパスやカムにベットした際目の確率は、8/36。つまり2/9で勝利できるのです。反対に負ける確率は4/36で1/9。残りの2/3は2ロール目に進むことになります。
2ロール目以降は1/6で負けるものの、5/6は負けない勝負が続くのです。仮にキーナンバーが10なら、3/36となり1/12で勝利となります。このようにパスとカムは、勝ちにくく負けにくいベット方法といえるでしょう。
✔︎ ドントパスとドントカム
パスとカムが基本になると紹介しましたが、単純に勝ちに行くならドントパスとドントカムにベットするのもよいでしょう。
ドントパス、ドントカムは最初に7,11が出ず2,3が出ると勝利です。カムアウトロールで勝つ確率は3/36となり1/12、反対に負ける確率は2/9です。しかし、2ロール目に勝つ確率が1/6にアップ。
負ける確率は数字にもよりますが1番高くて5/36となるので、2ロール目に突入さえすれば高確率で勝てるゲームになります。
✔︎ パスとドントパス
クラップスの醍醐味はパスとドントパスにあるといえるでしょう。
先ほどの説明のようにパスはカムアウトロール、ドントパスは2ロール目以降に勝ちやすくなります。この駆け引きが面白いところで、パスにベットした人はなるべくカムアウトロールで勝負をつけたいですよね。
一方でドントパスにベットしたら、2ロール目へ進むことで勝率が高まります。これはカムとドントカムにもいえることで、どちらに賭けるか流れをよむ必要があるのです。
オッズ賭けとは
パスラインまたはカムにベットして1回以上ロールが行われたあと、上乗せしてベットできる制度です。カジノにもよりますが、最初のベットの倍まで賭けられます。
オッズ賭けのメリットは通常の払い戻し(パスなら等倍)ではなく、キーナンバーによって定められる支払い率に応じた配布金を受け取れることです。
たとえばキーナンバーが6で6の還付率が10%のとき、パスラインに100円、追加オッズで100円ベットしたとしましょう。
もしこの条件で勝てばパスラインで勝利した分の100円と、追加オッズの10%増加分110円が入り、合計210円の儲けになります。通常のパスラインだけだと200円なので、10円利益が増えたことになりますね。
このオッズ賭けはクラップスをやる上で、ぜひ覚えておきたいポイントです。パスライン、カム、ドントパス、ドントカムであれば使えるのでぜひチャレンジしましょう。
また勝利分などからディーラーに支払う場所代もオッズ賭けには適用されない場合が多いので、勝ったときの気持ちよさは最高でしょう。
初心者が陥りがちな罠
クラップスの王道手法といえるのがオッズ賭けと説明しました。しかしここまで読むと、もっと勝てそうなベット方法がありますよね。
たとえばフィールドベット。2,3,4,9,10,11,12が出れば勝利になりますが、これらの目が出る確率をみるとこうなります。
2,12 | 全部で2通り |
3,11 | 全部で4通り |
4,10 | 全部で6通り |
9 | 全部で4通り |
つまり16通りになり、勝率は16/36で4/9です。一見すると勝てそうな感じですが、負ける確率も高く5/9となります。パスなどと比べてリスクの高さがわかりますね。
こういった勝てそうで勝てないベットエリアが多いのが、クラップスの注意点です。もちろん上級者になればここに賭けることもありですが、慣れないうちはパスラインやカムにベットするのが無難でしょう。
クラップス まとめ
シンプルなゲーム性でありながら、奥深いベットができるクラップス。
サイコロを2つ振るという複雑性をとことこん追求したゲームといえるでしょう。確率の仕組みをしっかり理解し、合理的なベットをすることで勝利に近づきます。ぜひ、オンラインカジノで単純そうで奥深いクラップスの世界を味わってみてくださいね。