写真の馬の顔についてる馬具の違いを教えて頂けないでしょうか
馬の馬具って20年でかなり変わりましたが、
顔の鼻の所にも馬具がついてる馬(ディープインパクトやサートゥルナーリア)と
ついてない馬(ブエナビスタやオペラオー)
あと半中に丸いやつがついてる馬(グランアレグリアやタイトルホルダー)
の違いって、操縦性が変わるとかでしょうか?
それかただの見た目の違い?
なんでしょうか?
回答
aki********:
乗馬では頭絡(とうらく)といいます。 競馬業界では頭絡の事を天井(てんじょう)とよんでます。
一番左はオーソドックスの天井で、真ん中は鼻革(はながわ)付の天井です。
馬が頭を左右、前後に小刻みに振っても鼻革が付いていると天井がズレにくく外れにくなります(天井がハズレる事を天井が抜けたと言います)。調教師の好みなので付けてる厩舎の馬は理由がない限り全馬装着しています。
一番右はクロス鼻革。
馬にも個性があり全ての馬が従順では有りません。
ハミが口角(くちかど)に当たるのを嫌がり、舌を出したり、口を開けたり、左右に動かしハミを外そうとする馬がいます。
クロス鼻革を付けることによって口を開かせないようにします。
舌だけを出す馬はクロス鼻革ではなく舌縛り、ハミを嫌がって外そうとする馬はリングバミにする場合もあります。
この20年で変わったのは育成牧場のレベルが下がったからです。
最近は育成牧場も坂路を持ち、長い距離を気持ちよく走らせるより負荷をかける調教が多くなりました。
坂路メインで乗っているから片手前や手前変換が苦手な馬や頭が高く背中が使えない馬、口向きが悪く片っパミの馬が多くなり、クロス鼻革やリングバミを使わないとコントロール出来ない馬が昔より多くなりました。
too********:
この馬具は「頭絡」と言います。頭、アゴ、口元の紐一式で「頭絡」です。鼻の紐は、頭絡の中の「鼻革」に当たるものです。操縦性が変わるかどうかはわかりませんが、鼻革の目的は「口が大きく開くのを防ぐ」ですので、例えば「笑いながら走る馬」ダイタクヘリオスなんかですと、鼻革無しの頭絡だとダメでしょうね(笑)
鼻革にもいろんな種類がありますので、もしかすると目的別で使い分けているのかもしれませんね。
- ID非公開
- ご回答ありがとうございます。
ダイタクヘリオス、今気づきました
ガッチリつけてますね
鼻革が無い馬は気性がいいんでしょうね
雪馬:
鼻革、ですね。
主に馬の口向き(ハミで遊ぶとか避けるため)調整のために使う。クロスになってるのはより効果がつよい
要は馬を集中させたいんです。遊んでると勝てるレースも勝てないから。人の指示と走ることに集中させたい。
- ID非公開
- ご回答ありがとうございます。
昔の馬でもちょくちょくつけてる子がいる感じですね
ここ25年くらいからほとんどの馬が着け始めた印象があるんですが