BMSは母馬よりも血統上重要だと聞くことがあります。
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比率で表すことができるかわかりませんが、馬の能力に影響を及ぼす比較では、
父馬、母馬、ブルードメアサイアーはそれぞれどのような影響度合いになると考えられますか?
ベストアンサー
chimpenzee:
競馬の場合、重要と言うのは“馬券のため”と“生産のため”の2軸で語られ、これを混同してしまいがちです。
BMSは母馬よりも血統上重要と言うのは馬券のためであり、BMSは数が多いので“傾向”を見るのに適しているからです。
母は多くても産駒を10頭前後産むだけなので”傾向”を見るのに適しておらず、この意味でBMSは重要とされます。
一方で、生産においては現代科学で知られているBMSの重要度は特にありません。父父や父母、母母と同様に血統貢献度は25%です。
それどころか牝馬しか伝わらない要素としてミトコンドリアDNAが知られており、その意味では生産の場では母(母系)が重視されます。
ミトコンドリアDNAは肺で取り込まれた酸素を細胞内でエネルギーに変える役割があるので、スタミナは牝馬からなんて言われたりもします。
でも、ぶっちゃけ、最新の科学で人間の細胞や遺伝メカニズムが全てわかっているかと言えば、まだまだなので、サラブレッドともなれば更に謎ですよね。
まだまだ科学者ですら無知なのです。