雑誌、新聞、テレビCM、購入した商品のパッケージ、インターネット、商業施設の福引など、巷は懸賞であふれています。
もらえる商品も様々ありますが、安価なお試し商品から自動車や世界旅行などの高額商品までバラエティ豊かです。応募するだけで当選する可能性がありますから、積極的に応募してみましょう。
このページでは懸賞の基礎知識や当たる確率をアップさせるコツを詳しく解説します。
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知っておきたい懸賞の基礎知識
賞品が当たりやすい年齢はある?
達人が伝授!当選確率を上げるためのコツ6選
懸賞が当たらない人の特徴とは?
応募するときの注意点
まとめ
知っておきたい懸賞の基礎知識
懸賞は企業が商品やサービスの宣伝やユーザー情報収集などを目的として実施されます。
消費者の購買意欲が高まることを期待し、ターゲットユーザーの年齢層、居住地区、好みの傾向などのデータを収集することで商品の改良、開発の資料として活用されます。
そのため応募者全員に景品が当たるような懸賞や人気の高額商品が当たるような懸賞はユーザー情報収集の意味合いが強い懸賞と言えます。
懸賞の種類は大きく分けて2種類
たくさんの企業が懸賞を行っているため、当たる商品やサービスは多岐にわたりますが、懸賞自体の種類となれば、大きく2種類に分類することができます。それぞれの特徴を知ることは当選確率のアップにつながりますので、それぞれ詳しく解説します。
オープン懸賞
「オープン懸賞」とは商品やサービスの購入を条件としない誰でも応募できる懸賞を指します。スマホの普及によりSNSを利用するユーザーが増えたことから安価で簡単に広告の拡散とデータ収集が出来るようになりました。
例えば「X(旧ツイッター)」でアカウントをフォローしてリツイートすると景品が当たる企画や、リンク先ウェブサイトでメルマガ登録をすると景品が当たる企画などがあります。オープン懸賞は「X(旧ツイッター)」を利用していれば簡単に見つけることが可能です。
また、オープン懸賞の場合、金品の最高額に制限が無く、高額の金品が提供される可能性もあります。
クローズド懸賞
「クローズド懸賞」とは商品やサービスの購入や来店が応募の条件となる懸賞を指します。企業と取引をした人が対象となり、景品の価値や金額が、取引した商品の金額が5,000円未満の場合は取引金額の20倍まで、5,000円以上の場合は一律10万円までと法律で定められています。
例えば、商品のパッケージに付いているバーコードや、購入時のレシートを添付して応募したり、購入商品に添付されたシリアルナンバーで特設サイトから応募したり、来店すると参加できる福引、購入金額に応じた口数応募できる懸賞などが「クローズド懸賞」にあたります。
懸賞の応募方法の種類
懸賞の応募方法は懸賞が掲載されている媒体によって異なりますが、主に「はがき」、「ネットの応募フォーム」、「SNS」の3種類があります。それぞれの特徴を解説します。
はがき
雑誌や書籍などの出版物には、宛先やアンケート記入欄、クイズの答え記入欄などが印刷された専用の応募はがきが付属しています。記入後、締め切り前に切手を貼って投函しましょう。
また、応募内容を官製はがきに書いて応募するものもありますので、宛先の記入を間違えないよう注意しましょう。
ネットの応募フォーム
PCやスマホで企業のキャンペーンサイトなどにある「応募はこちら」などのボタンをタップすると「応募フォーム」が開き、必要な情報を入力すれば簡単に応募できます。
また、最近では印刷物に掲載された「QRコード」をスマホで読み取り、「応募フォーム」を開くタイプのものも増えています。
SNS
近年、懸賞数が爆増しているのが、「X(旧ツイッター)」を利用した懸賞です。懸賞を主催しているアカウントをフォローしたり、加えてリツイートや指定されたハッシュタグを付けてリツイートするだけで懸賞に応募できます。
企業側にとって安価で効果的な広告を行うことが出来るため、これからの懸賞の主流となることでしょう。
賞品が当たりやすい年齢はある?
データとして公表されているものはありませんが、懸賞を主催する企業側では商品やサービスを利用するターゲットを絞っている可能性が高く、狙った年齢層の情報を求めています。
また、ターゲットの年齢層に商品を贈ることで、商品の口コミやSNS投稿など2次的な拡散効果も期待しています。例えば、20代の若い女性向け化粧品の懸賞の場合、50代男性を当選させても企業側にメリットはありません。
懸賞に応募する際は、懸賞内容と企業の思惑を考慮して、自分が賞品のターゲット層になっているかを見極めることで当選確率がアップすると言えます。
達人が伝授!当選確率を上げるためのコツ6選
懸賞に応募したことがある人たちの感想は、「何度応募しても当たらない」「どうせ応募しても当たらない」などがほとんどだと思います。しかし世の中には懸賞で頻繁に商品やサービスに当選している人がいます。このような人たちは当選するコツを知っているのです。
ここからは当選確率をアップさせるためのコツを紹介します。
多くの懸賞に応募する
たまに応募するよりも頻繁に応募する方が当たる確率は高くなります。気が向いたときに応募するよりも、「毎日3件応募する」のように応募ノルマを決めて、常に懸賞を意識することで必ず当選確率はアップします。
当たりやすい懸賞、当たりにくい懸賞の判断もつくようになったり、懸賞を見つけることも上手になります。このようにたくさん応募することで当選確率と懸賞スキルの向上が期待できます。
文字を丁寧に書く
はがきで応募する懸賞の場合は、「文字を丁寧に書く」ということがとても重要です。
文字が汚くて読めなかったり、誤読されて賞品が届かない場合もあります。例えばアンケートで商品の感想を書いた場合を想定すると、「読む気がおきない」「読めない」「好ましい人柄ではない」など、弾かれてしまう原因になります。
読めなければアンケートに答えていないのと同じなのです。下手でも構いませんので、丁寧に読みやすい文字を書くよう心がけましょう。
ネットやSNS応募はHNに気を付けよう
ネットやSNS応募の場合「ハンドルネーム」が重要です。名前が「長すぎる」「難読漢字が多くて読めない」「卑猥」「不適切」「差別的」など、このような名前を使っていると当たったとしても、除外される可能性が高くなります。
当選者発表などで公表できないような名前は使わないようにしましょう。一般常識的なハンドルネームならば何も問題ありません。
コメントを添えよう
応募の際、アンケート欄やコメント欄がある場合は、「特になし」や空欄にせずに、商品の感想や改善点、賞品が当たったらどのような使い方をするか、企業スタッフへのねぎらいの言葉など一言添えて応募しましょう。
コメントは企業側が欲しい情報の一つであり、特に商品の感想や改善点は有益な情報です。「いつもこういった使い方をしている」「ここがこういう風になっているともっと使いやすい」など商品の価値を高める情報を得るために、企業は懸賞を行っていると言っても過言ではありません。
応募条件が面倒な賞品に応募する
応募条件が面倒な場合は応募者が少ない傾向にあります。応募者が少なければ当選確率が高いので、ぜひ応募してみましょう。
例えば、「商品を使ったアイディア」の募集、「複数の応募券をコンプリート」して応募、「長めのアンケート」に答えて応募など様々ありますが、応募者に考えさせたり、労力を使わせたり、時間をかけさせたりする懸賞は避けられる傾向が強いのですが、企業側もそれを承知で行っていますので、賞品の内容が良いケースが多いです。
応募期間が短いものを狙う
応募期間が短い懸賞は、タイミングが合った一部の人しか目にしておらず、応募する人が少ないため当たる可能性が高くなります。
このような懸賞は「X」などのSNSで行われる場合が多いので、頻繫にチェックすることをおすすめします。また、懸賞をまとめたサイトを利用するのも応募期間が短い懸賞の発見に有効です。
懸賞が当たらない人の特徴とは?
懸賞にあまり当たらない人は、応募回数が少なく、はがきの文字が汚かったり、アンケートのコメント欄が空欄だったりすることが考えられます。また、人気の懸賞ばかり応募してしまい、懸賞情報に疎い場合も、当選確率が低くなる傾向があります。
応募回数を増やすために、気が向いたときだけでなく、こまめに応募するように心がけましょう。アンケートでは、商品の感想を率直に記入することで、主催者からの評価に繋がり、当選確率アップが期待できます。
人気の懸賞ばかりではなく、応募者の少ない懸賞も視野に入れることで、競争率の低い懸賞に挑戦できます。また、雑誌や新聞の広告、商品のパッケージなど、普段から懸賞情報に目を向けるようにすることで、多くの懸賞を見つけることができます。
これらの点を改善することで、懸賞当選への道が拓けるかもしれません。
応募するときの注意点
懸賞に応募していないのに突然「おめでとうございます!あなたは○○に当選しました!」といったメールが届き、個人情報の提出を求められるケースがありますが、このような手口は詐欺ですので注意しましょう。
懸賞に応募した場合のリスクとして個人情報の漏洩がありますが、ほとんどの企業では個人情報の取り扱いに厳重な注意を払っています。しかし、漏洩のリスクが0ではないことは意識しておきましょう。
「X」を利用した懸賞では、フォローやリツイートだけで応募する場合がほとんどです。当選した場合、あなたのアカウントへ連絡があり、その時初めて賞品の送り先や名前などの個人情報を知らせることになるので、一般的な懸賞よりも個人情報漏洩の危険は少ないと言えます。
まとめ
懸賞の楽しみ方は様々ですが、好みのジャンル、得意なジャンルに絞った応募も楽しいものです。筆者の場合、音楽雑誌、音楽番組の懸賞に絞ってたくさん応募しました。結果、様々なアーチストのサインやTシャツやグッズをたくさん所有しています。
応募の際、心がけていたのは似顔絵を描いて送ったり、直近のライブの感想を書いて送ったり、見られること、読まれることを意識して応募していました。長く続けていると当選するコツも自然と身に付いたように思います。
ちょっとした工夫で懸賞生活は楽しく、当たりやすくなるものです。皆さんの当選確率がアップしますように。