(現実の)
日本の馬は小さいと聞いたのですが
海外の競走馬や戦争に参加した馬は
体躯が大きく脚がもっと速いのですか?
海外プロ野球のように
日本の競馬は本場と比べると
あまりパッとしない
お遊びレベルなのでしょうか?
回答
凱旋門賞を連覇したエネイブルは体高体長を元にした計算では430kg台の馬だそうですよ?(‘_’?)
現在の競馬は海外も日本もサラブレッド種の馬により行われていますから体格的には大きな差はありません(^_^)
日本在来馬、と言う事ならその多くはモウコノウマ(蒙古馬)に由来し、現在のサラブレッドとは全く違う馬種であり、そしてそれが活躍したのは戦国時代とか源平合戦とかの大昔の時代の話です(‘_’?)
海外とのレベル差については一長一短、スピードが優先される日本の馬場では日本馬が強く、パワーとスタミナが要求される海外の馬場では海外馬が強い
海外で生産育成されたディープインパクト産駒が既に欧州でG1を幾つも勝っている様に、レベル的には殆んど差は無いと思います(^_^)
iik********:
「科学的」に説明すると、「ウマ」って結構「残念な生き物」系で、「ウシ」に比べえると「エネルギー吸収率」がかなり悪くって、人類の時代には多くの地域で「絶滅」していたんです。
ところが、「移動」に特化した形態から「家畜」として人類の拡散と共に再び世界に広がったんです。
だから、俗に「日本在来種」と言っても、実はこれ、古墳時代に「輸入」された「馬」が逃亡して土着しただけで実は「モンゴル馬」なんです。
この馬種は名前のように「北方遊牧民族」が家畜化した種類で、比較的小型ながら環境適応力が強くて持久力もあるんです。
その体高(首の付け根までの高さ)は130cm前後です。
この馬種はそれこそ「モンゴル」の活動と共に東アジアから中央ヨーロッパまで広がっていて、だからドイツの古い宮廷画なんかでも、王様がかなり小さい、それこそ現代感覚では「でっかい犬」みたいなのに乗っていたりします。
一方で、「メソポタミア」辺りの文明が家畜化したのが「アラブ種」というもう少し大型系(145cm)で、これがアフリカから西欧へと普及します。
当然、維持コストは大きいから「軍馬」としての有用性は微妙なんですが、維持できるなら優位とは言える種類です。
現代の主要な「軍馬」は、この「アラブ種」を元に、18世紀以降に品種改良されたものが中心で、例えば「競走馬」として究極的に大型化された「サラブレッド」は160~170cmもありますが、足が弱く持久力もありません。
現在、最も数が多い「馬種」はアメリカ大陸に多い「クォーターホース」で、これも「アラブ種系」の何種類かの馬を掛け合わせたもので、体高150cmクラスですが、比較的がっしりした、要するに「西部劇の馬」です。
ただ、アメリカも「馬の絶滅地域」でしたから、要するに「スペイン人」が入植に伴って持ち込んだものです。
「ムスタング」という馬種があり、これも「野生馬」と訳されますが、元はスペイン語の「迷子」という意味だそうで、要するに「逃げ出した家畜」なんだそうです。
要するに、現在「ウマ」とは、「家畜」と「逃げて増えた家畜」しかいない、確認されていない訳です。
現在では、軍隊も組織がしっかりしてきたので、「大型馬」への変換が進んだ訳ですが、「アジア」では「モンゴル馬」が普及していたんで、それが遅れたんです。
「小型種」が比較的優位だったというのもあるようです。
馬は現代の陸軍でも、結構管理が面倒くさいんです。
必要エネルギーが多い癖に「高栄養食」=カサが少ない、を多用すると「便秘」して、しばしば死んでしまうくらいなんです。
だから常に「大量の馬草」を用意せねばならず、「作戦時」など「補給困難期間」は短期間だけ「高栄養食」で切り抜ける、などの工夫が必要なんです。
それでも「明治」以降は「大型馬」の導入が進んでいますから、「競馬」はよくわかりませんが、「軍馬」としてはほとんど違いもありませんでした。
ただ、西洋などは「重量馬」と言われる、「輸送」に特化した大型馬の開発も盛んでしたから、明治以降でも「日本馬は(平均すれば)小型」とは言い得た、そういうことです。
ともかく「馬」って知るほどに「人工的な生き物」なんで、要するに「大型馬種の導入が遅くなった」だけと考えた方が理解が早いかと思います。
ひいおじいちゃん:
昔からいた日本の馬は、モンゴルのほうから伝わってきたもので、たしかに小さいことは小さいが、小さいというより短足なだけで、弱いわけじゃない。モンゴル軍はあの馬でヨーロッパまで攻めて行った。
ヨーロッパの馬は、モンゴルや日本の馬より大きいことは大きいが
昔はヨーロッパの馬だってそう大きかったわけじゃないし
今競走馬やってる馬は競走馬として品種改良されたもので、実戦に耐えるタフさはない。
pf_********:
純粋な日本馬はすごく小さくてポニーを一回り大きくした程度の大きさですから国内でも競馬などにはとても出せないです
競馬に出ている様な馬はサラブレッドなどの外国系統のもので日本で生まれ育った馬という意味であれば、毎年海外でも活躍していますよ
夏が大嫌い:
歴代の凱旋門賞の優勝馬は並が並以下のサイズが多いです
《並か並以下=450キロ迄程度》
むしろ日本から挑戦した馬達のほうが体格は立派《500キロ超》
日本の在来種は小さいけどね、ロバみたいな感じ非力で鈍足
huy********:
原産はそうだけどね。
競走馬はそれこそ海外のを調達したり交配を繰り返しているから。
軍馬の類というか、軍馬ってのは色々ですからね。
使いようです。
基本的に小柄な馬はスピードはあってもパワーはない。大柄な馬はパワーはあるがスピードがない。
みたいな感じになりますよ。
サラブレッドもばんえい競馬の馬からみたら小柄ですが、ばんえいの馬に速さで負けることはないですからね。まぁ、パワーでは負けませんが。
因みに日本の競馬はだんだんレベルが上ってきているようですよ。
昔はジャパンカップとかも海外の馬が勝つのが殆どでしたがエルコンドルパサーやスペシャルウイーク辺りから日本の馬が勝つようになりました。
まぁ、凱旋門賞はディープインパクトの2着が最高なんですが。
でも、アーモンドアイとか海外G1で勝った馬もいますしね。*ディープより強いかも知れない化け物だけど。
*因みにばんえいは日本独自の競馬で海外にはありません。
maf********:
日本原産種の馬が小さいという意味であって、競馬用のサラブレッドなら日本でも海外でも大きさに極端な差は出ないかと思います。
アラブ原種の馬は馬体が大きく力も強かったため戦馬として周辺国から珍重され、混血が進んでヨーロッパ~アラブの馬は他の地域と比べて大きな馬になりました。
(サラブレッドはアラブ馬とイギリス原産のハンター種を掛け合わせて生まれた品種とされています)
uga********:
木曽駒等の在来馬は小さいです。
馬の区分ならポニーになります。
海外だとモンゴルの馬も小さいですね。
競走馬は、平地だと早く走れるけど山岳地は全くダメです。
日本みたいに坂の多い地形だと使えません。
ヨーロッパの馬は大きいけどばんえい競馬の馬みたいに
早く走れません。
だからジンギスカンの遠征時に苦戦してます。
中央アジア付近の馬を品種改良したのがアラブ種やサラブレッドだから
結構近代になってからですよ
oni********:
そんなことは無い。
海外の馬でも小さいのは沢山います。
例えば
ジャパンカップ勝ったルグロリュー(仏)
は420キロそこそこの見栄えのしない牡馬でした。
ミナガワマンマ:
凱旋門賞を連覇したエネイブルは体高体長を元にした計算では430kg台の馬だそうですよ?(‘_’?)
現在の競馬は海外も日本もサラブレッド種の馬により行われていますから体格的には大きな差はありません(^_^)
日本在来馬、と言う事ならその多くはモウコノウマ(蒙古馬)に由来し、現在のサラブレッドとは全く違う馬種であり、そしてそれが活躍したのは戦国時代とか源平合戦とかの大昔の時代の話です(‘_’?)
海外とのレベル差については一長一短、スピードが優先される日本の馬場では日本馬が強く、パワーとスタミナが要求される海外の馬場では海外馬が強い
海外で生産育成されたディープインパクト産駒が既に欧州でG1を幾つも勝っている様に、レベル的には殆んど差は無いと思います(^_^)
iik********:
「科学的」に説明すると、「ウマ」って結構「残念な生き物」系で、「ウシ」に比べえると「エネルギー吸収率」がかなり悪くって、人類の時代には多くの地域で「絶滅」していたんです。
ところが、「移動」に特化した形態から「家畜」として人類の拡散と共に再び世界に広がったんです。
だから、俗に「日本在来種」と言っても、実はこれ、古墳時代に「輸入」された「馬」が逃亡して土着しただけで実は「モンゴル馬」なんです。
この馬種は名前のように「北方遊牧民族」が家畜化した種類で、比較的小型ながら環境適応力が強くて持久力もあるんです。
その体高(首の付け根までの高さ)は130cm前後です。
この馬種はそれこそ「モンゴル」の活動と共に東アジアから中央ヨーロッパまで広がっていて、だからドイツの古い宮廷画なんかでも、王様がかなり小さい、それこそ現代感覚では「でっかい犬」みたいなのに乗っていたりします。
一方で、「メソポタミア」辺りの文明が家畜化したのが「アラブ種」というもう少し大型系(145cm)で、これがアフリカから西欧へと普及します。
当然、維持コストは大きいから「軍馬」としての有用性は微妙なんですが、維持できるなら優位とは言える種類です。
現代の主要な「軍馬」は、この「アラブ種」を元に、18世紀以降に品種改良されたものが中心で、例えば「競走馬」として究極的に大型化された「サラブレッド」は160~170cmもありますが、足が弱く持久力もありません。
現在、最も数が多い「馬種」はアメリカ大陸に多い「クォーターホース」で、これも「アラブ種系」の何種類かの馬を掛け合わせたもので、体高150cmクラスですが、比較的がっしりした、要するに「西部劇の馬」です。
ただ、アメリカも「馬の絶滅地域」でしたから、要するに「スペイン人」が入植に伴って持ち込んだものです。
「ムスタング」という馬種があり、これも「野生馬」と訳されますが、元はスペイン語の「迷子」という意味だそうで、要するに「逃げ出した家畜」なんだそうです。
要するに、現在「ウマ」とは、「家畜」と「逃げて増えた家畜」しかいない、確認されていない訳です。
現在では、軍隊も組織がしっかりしてきたので、「大型馬」への変換が進んだ訳ですが、「アジア」では「モンゴル馬」が普及していたんで、それが遅れたんです。
「小型種」が比較的優位だったというのもあるようです。
馬は現代の陸軍でも、結構管理が面倒くさいんです。
必要エネルギーが多い癖に「高栄養食」=カサが少ない、を多用すると「便秘」して、しばしば死んでしまうくらいなんです。
だから常に「大量の馬草」を用意せねばならず、「作戦時」など「補給困難期間」は短期間だけ「高栄養食」で切り抜ける、などの工夫が必要なんです。
それでも「明治」以降は「大型馬」の導入が進んでいますから、「競馬」はよくわかりませんが、「軍馬」としてはほとんど違いもありませんでした。
ただ、西洋などは「重量馬」と言われる、「輸送」に特化した大型馬の開発も盛んでしたから、明治以降でも「日本馬は(平均すれば)小型」とは言い得た、そういうことです。
ともかく「馬」って知るほどに「人工的な生き物」なんで、要するに「大型馬種の導入が遅くなった」だけと考えた方が理解が早いかと思います。
ひいおじいちゃん:
昔からいた日本の馬は、モンゴルのほうから伝わってきたもので、たしかに小さいことは小さいが、小さいというより短足なだけで、弱いわけじゃない。モンゴル軍はあの馬でヨーロッパまで攻めて行った。
ヨーロッパの馬は、モンゴルや日本の馬より大きいことは大きいが
昔はヨーロッパの馬だってそう大きかったわけじゃないし
今競走馬やってる馬は競走馬として品種改良されたもので、実戦に耐えるタフさはない。
pf_********:
純粋な日本馬はすごく小さくてポニーを一回り大きくした程度の大きさですから国内でも競馬などにはとても出せないです
競馬に出ている様な馬はサラブレッドなどの外国系統のもので日本で生まれ育った馬という意味であれば、毎年海外でも活躍していますよ
夏が大嫌い:
歴代の凱旋門賞の優勝馬は並が並以下のサイズが多いです
《並か並以下=450キロ迄程度》
むしろ日本から挑戦した馬達のほうが体格は立派《500キロ超》
日本の在来種は小さいけどね、ロバみたいな感じ非力で鈍足