一つの都道府県に2つ競馬場があるのは北海道だけです。
やっぱり馬産地だから特別扱いなんでしょうか?
回答
日本の競馬は各地区(都道府県よりも更に細かな区分け)毎に競馬倶楽部がその地の名士や有力者により設立され、その競馬倶楽部がそれぞれに専有する競馬場に於いて競馬が施行されていました
例えば東京競馬場の場合は現在の東京都に本拠地を構えていた、東京競馬会、京浜競馬倶楽部、日本競馬会、東京ジョッケー倶楽部、のそれぞれ別の場所で別個に競馬を開催していた4団体が合併して東京競馬倶楽部として発足、当初は目黒競馬場、そしてそれが移転する形で東京競馬場が開設され、その後に現在のJRAの前身である日本競馬会に統合されて現在に至ります
それが北海道の場合には札幌と函館の2つの競馬場(開催権を持つ競馬倶楽部)が生き残ったと言うだけで、別に一都道府県に競馬場は1つなんて決まりはありませんでしたよ?(^_^)
札幌競馬場と函館競馬場の場合はお互いに距離が離れていたので同一都道府県内でも経営的に共存が可能だった訳ですね(‘_‘?
例えば現在の阪神競馬場は、現在の兵庫県西宮市を本拠地とする関西競馬倶楽部と、同じく西宮市が本拠の鳴尾速歩競馬会が統合されて出来た阪神競馬倶楽部がその母体となっています
やはり狭い地域内ではその共存は難しいんです(^_^)