今や宝くじはネットで買える時代となっています。

お店に行かなくとも宝くじが買えてとっても便利ではあるのですが、まだまだ店頭で買いたいという方も多いのではないでしょうか?

そこで、このページでは宝くじをネットで購入するときのデメリット(悪い点)とメリット(良い点)について解説した上で、ネット購入と店頭購入のどちらが良いのか?について説明しています。

購入方法や当選金を受け取る手順についても詳しく解説しているので、お得に宝くじを楽しみたいという方におすすめの記事となっています。

  • 宝くじをネット購入するメリ・デメとは?
  • ネット購入方法の流れ
  • 宝くじをネット購入と店舗購入はどっちが当たる?
著者:上の人
歴10年

宝くじをネット購入する際、セキュリティー面や当たった場合バレないか…など気になる点があるかと思います。もちろんネット購入にも店舗購入にもいい点と悪い点があるので、是非この記事を読んで比べてみてください!

9分で読める記事です

この記事でわかること
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1
宝くじネット購入のデメリットとは

2
宝くじネット購入の良い点・メリットとは

3
宝くじネット購入の方法

4
ネット購入で宝くじの当選金を受け取る方法

5
まとめ:宝くじネット購入はメリットの方が多い!

6
宝くじネット購入のよくある質問

宝くじネット購入のデメリットとは

宝くじネット購入のデメリットとは

まず、最も気になるポイントといえば宝くじをネット購入したときのデメリットではないでしょうか?宝くじをネット購入する時のデメリットは次の通りです。

・身内や友人との共同購入が実質できない
・使えるクレジットカードやスマホ決済が限られている
・実物が無いから確認する楽しみが減る

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

身内や友人に分配する場合「贈与税」がかかる

宝くじをネットで購入する場合、他の方と共同で買うことは実質できません。

宝くじを購入する際、家族や友人の方と共同で購入して、高額当選したらみんなで山分けしよう!という買い方をする方は多いでしょう。この時、店頭で購入している場合は、みずほ銀行へ全員で足を運び、「宝くじ当選証明書」を全員分発行してもらうと税金がかからずに分配することができます。

しかし、ネット購入した場合、宝くじ当選証明書がもらえません!そのため、分配したお金は全て贈与税がかかってしまいます。例えば1等10億円のくじを10人で購入し1等に当選した場合、1億円ずつ分配することになりますが、1億円にかかる贈与税はなんと5,000万円以上!

そのためネット購入の場合、身内や友人との共同購入はNGと言えます。

使えるクレカ・スマホ決済が限られている

使えるクレカ・スマホ決済が限られている

宝くじ公式サイトでネット購入を行う場合、利用できるクレジットカードはVISA、JCB、マスターカードのいずれかとなります。他のブランド(アメックス、ダイナース)はご利用いただけません。

また、本人認証サービス(3Dセキュア)に対応したカードのみ購入できるため、バンドルカードなどのプリペイドカードは使用できません。

スマホ決済については、携帯電話会社のキャリア決済が利用できますが、d払いとauかんたん決済のみとなっておりSoftbankまとめて支払いは使えないのでご注意ください。なお、楽天モバイルの場合は「楽天宝くじ」というサイトから簡単に購入が可能です。

購入に使えるクレジットカード 購入に使えるスマホ決済
VISA、mastercard、JCB d払い、auかんたん決済

実物が無いから確認する楽しみが減る

やっぱり宝くじは実物が無いと面白くない!という方も多いのでは無いでしょうか?

ネットで宝くじを購入した場合、自動的に当選番号を確認してくれて、お金も自動的に振り込まれます。もらい忘れがないのはメリットですが、当選を確認する楽しみは宝くじを買う上で一番の魅力とも言えるでしょう。

人気のあるチャンスセンターで購入したり、神棚に保管して祈ったり、そういった楽しみが減ってしまうのはマイナスポイントと言えます。

宝くじネット購入の良い点・メリットとは

これまでネット購入のデメリットについて解説してきましたが、実は宝くじをネットで買うのは多くのメリットがあります。

・クレカを使えばポイントが貯まる
・宝くじポイントカードとの併用でポイント二重取り!
・定期購入で毎回自動的に買える!
・ジャンボ宝くじやロトなど購入条件を設定できる
・24時間購入可能

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

クレカのポイントが貯まる

クレカのポイントが貯まる

店頭で現金を使って宝くじを買った場合に比べて、ネットで購入する際にクレジットカードを使えばクレカのポイントが付きます。

今はポイントを積極的に還元してくれるクレジットカードも多いので、例えば還元率1%のクレカの場合、ジャンボ宝くじ10枚を買ったら30円のポイントが付きます。宝くじ100枚買ったら300円分!これはバカにできない金額と言えるでしょう。

また、特に金融機関が発行するクレジットカード(PayPay銀行や楽天銀行など)の場合、クレカで貯まったポイントを宝くじの購入費用に充てるサービスも用意されているので、お得に宝くじを買うことができます!

宝くじ売り場はキャッシュレス対応していない店舗もある

宝くじのネット購入ならクレジットカードやペイペイなど、確実にキャッシュレス決済で購入が可能です。
宝くじ売り場の場合キャッシュレスに対応していない店舗もかなりありますので、キャッシュレス派の人にはネット購入はそれだけでも利用価値があります。

宝くじポイントカードを作ればポイント二重取り!

宝くじ公式サイトでは「宝くじポイントカード」を発行することができます。宝くじ公式サイトのマイページから「宝くじポイントカード」をタップして、ポイントカードを発行することで使えるようになります。

このポイントカードを使えば、宝くじを購入するときに購入金額100円につき1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として宝くじ購入資金に使うことができます。

もちろんクレカで支払えばクレカのポイントも付くので、ポイントが二重取りできるとてもお得なサービスとなっています!

宝くじポイントカードは会員登録が少し面倒なだけで、デメリットは特にありません。

定期購入で毎回自動的に買える!

ジャンボ宝くじは発売期間が決まっているので、後で行こうと思ってたらついつい買うのを忘れてしまった…なんて経験はありませんか?

宝くじのネット購入サイトなら、定期購入をすることができます。例えば「ジャンボ宝くじは発売初日に必ず10枚買う」と決めておけば、その日になったら自動的に宝くじが購入されるのでマイページから番号を確認できます。買い忘れ防止におすすめの購入方法です!

ジャンボ宝くじやロトなど購入条件を設定できる

宝くじのうち、ネットで継続購入できるのは「ジャンボ宝くじ」と「ロト・ナンバーズ(数字選択式宝くじ)」の2つです。宝くじ公式サイトから好きな宝くじを選んで「継続購入」をタップすると連続して購入することができますが、細かい設定を決めることもできます。

例えばロト6やロト7の場合、「前回購入した番号と同じものを購入する」「キャリーオーバーの時だけ購入する」「キャリーオーバーの時は買い増しを行う」など、かなり細かく条件を設定できるため、便利に使うことができます。

24時間どこからでも買える

宝くじを店頭購入する場合、チャンスセンターの営業時間によって買えないことがありますよね。「今買ったら当たる気がする!」なんて夜に閃いて買いに行っても、宝くじ売り場が閉まってるとがっかり…

その点ネット購入は24時間対応!スマホがあればいつでもどこでも宝くじを買うことができます。特にジャンボ宝くじの最終日、チャンスセンターが閉まった後に買ってないことに気付いた…なんて場合でも、ネット購入なら23時50分まで購入できるので安心です。

購入から当せん金受取までネットで完結

購入した宝くじの結果は、実物の宝くじのように新聞の小さい当せん番号で調べたりせず、宝くじ公式サイトで瞬時に確認することができます。

また、当せんした場合も、窓口やみずほ銀行に受け取りにいくことなく登録した口座に振り込まれます。なので受け取った帰り道に暴漢に襲われて奪われてしまった…なんてことが無く確実に振り込まれるのでセキュリティ面でも安心です。

宝くじネット購入の方法

宝くじネット購入の方法

続いて、宝くじをネットで購入する手順について分かりやすく説明します。宝くじをネットで購入するためには、以下の方法があります。

・宝くじ公式サイトに会員登録して購入する(おすすめ!)
・金融機関の宝くじ売り場から購入する(お手軽!)

それぞれのネット購入の手順について解説します。

宝くじのサイトで会員登録する

一番お得に宝くじを購入したいという場合は、宝くじの公式サイトに会員登録するのがおすすめです!

公式サイトにアクセスして「新規会員登録」をタップ、メールアドレスを入力すると宝くじ公式サイトからメールが届くので、そちらのURLから会員登録手続きを行ってください。

この時、宝くじを購入するための支払い方法(クレジットカードかキャリア決済)、当選金を受け取るための銀行口座が必要になりますので、事前に用意しておくとスムーズに登録することができます。

購入手続きをする

新規登録が完了したら、宝くじを購入することができます!

ジャンボ宝くじなどの普通くじ、ロトやナンバーズなどの数字選択式宝くじ、ネット専用くじが購入可能です。

公式サイトから購入したい宝くじを探して、「ネット購入」をタップしましょう。買い方を指定してカートに入れ、カートの中にある宝くじを購入すればOK!購入した宝くじは購入履歴からいつでも確認できます。

ちなみに、指定したクレジットカード以外にも、宝くじポイントや以前当たってまだ引き出していない当選金でも購入できます。

金融機関でもインターネット購入できる

みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・PayPay銀行・楽天銀行については「インターネット販売金融機関」として宝くじを販売しており、それぞれの金融機関で宝くじを購入することができます。

ただし、宝くじ業務を受け持つみずほ銀行以外はジャンボ宝くじの購入はできず、ロトとナンバーズのみ購入が可能となっています。ジャンボ宝くじを買いたいという場合は宝くじ公式サイトを利用するのがおすすめです。

金融機関 購入できるくじ
みずほ銀行 宝くじ、ロト(6・7など)、ナンバーズ
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・PayPay銀行・楽天銀行 ロト(6・7など)、ナンバーズ

当選結果を確認する

宝くじ公式サイトで購入した宝くじの結果は、マイページで簡単に確認できます。

「宝くじの結果」から「結果未確認」をタップすると、まだ結果を見ていない宝くじが当たったかどうかを確認できます。

この時、結果を一気に見たいという方は「すべて表示する」をタップすれば、どの宝くじが当選したのかをまとめて表示してくれます。当選のドキドキ感を味わいたいという方は、それぞれの宝くじにある「結果を確認」をタップすると一つずつ結果が表示されるのでおすすめです。

ネット購入で宝くじの当選金を受け取る方法

ネット購入で宝くじの当選金を受け取る方法

宝くじをネット購入して当せんしたら、そのお金は自動的に振り込まれます!ただし、当せん金額によって銀行口座へ振り込まれるタイミングが異なるため注意しましょう。

続いて、宝くじの当せん金をネットで受け取る方法を解説します。

支払基準額(1万円)に到達したら自動で振り込まれる

当せん金の合計額が1万円以上の場合、自動的に登録した当せん金受け取り口座に振り込まれます。振り込まれるタイミングは以下の通りです。

・ジャンボ宝くじ等の普通くじ:支払開始日(原則、抽せん日の5日後)から起算して1週間程度
・数字選択式宝くじ(ロト、ナンバーズ):支払開始日(原則、抽せん日の翌日)から起算して1週間程度

また、1万円未満の当せん金については「お預かり当せん金」として宝くじ口座にプールされますが、お預かり当せん金と最新回の当せん金が1万円以上を超えた場合も原則1週間程度で振り込まれます。

1万円未満でも振込依頼をすれば受け取れる

当せん金が1万円未満の場合、「お預かり当せん金」として一旦プールされます。この当せん金は次回の宝くじ購入費用に充てることができますが、引き出したいという場合はお預かり当せん金のページの[個別に振り込む]より振込依頼を行うことで当せん金を受け取れます。手続きが完了してから原則1週間程度で振り込まれます。

1万円未満でも3月と9月になると自動で振り込まれる

当せん金の受け取りを忘れていても大丈夫!お預かり当せん金は、3月と9月になると「半期ごとの口座振込」として受け取り口座に自動で振り込まれるので、宝くじを買わなくなっても安心です。

まとめ:宝くじネット購入はメリットの方が多い!

宝くじのネット購入は店頭購入に比べて「現金で支払えない」「実物の紙で宝くじを見ることができない」といったデメリットはあるものの、それを上回るメリットがたくさん用意されています。クレカと宝くじポイントでお得に購入でき、自動的に継続購入できるから買い忘れの心配もなく、自動的にお金を受け取れるから受け取り忘れの心配もありません。

何の気なしに銀行口座を見ていたら、継続購入していた宝くじが当たっていて口座に1億円入ってた…なんて体験をした方もいるそうです。メリットが圧倒的に多い宝くじネット購入で、賢く高額当せんを狙いましょう!

宝くじネット購入のよくある質問

最後に、宝くじをネット購入する際のよくある質問について解説します。

ネット購入で口座番号など危なくない?

宝くじ公式サイトでは最新のセキュリティを駆使して個人情報を保護する仕組みが整っており、口座番号やクレジットカード番号などが流出する可能性は非常に低いとされています。また、もしハッキングされた場合でも当せん金については最大で1万円しかプールされないので、大きく損をする心配はありません。

しかし、用心するに越したことはありませんので、ログインパスワードを他のサイトとは異なるものにするなど、十分な対策を行う必要はあります。

宝くじはネットと売り場どっちが当たる?

基本的にはネットでも売り場でもまったく変わりません。しかし、売り場で買った場合はある重大なリスクがあります。それは「当選金を受け取れない」というリスクです。

店頭で買った宝くじは当選した場合その紙をお店に持っていって初めて当せん金を受け取れます。しかし、「うっかり受け取りを忘れて期限(1年間)を過ぎてしまった」「買った宝くじをどこかに無くしてしまった」といった場合、当せん権利を失います。実際、令和2年度は当せん金の1.6%に当たる金額が受け取られないまま時効を迎えています。

その点ネット購入の場合当せんしたらお金を必ず受け取れるので、実質的にネットの方が当たりやすいと言えるでしょう。

ネット購入だと当せん証明書はもらえるの?

ネットやATMで宝くじを購入した場合、高額当せん証明書は基本的に発行されません。なぜなら当選金が自動的に登録された銀行口座に振り込まれるためです。通帳には「タカラクジトウセンキン」と記載され、これが高額当選証明書と同じ法的効力を持ちます。

ただし、ネット銀行では通帳が存在しないため300万円以上の当選時には高額当選通知書が郵送され、これが法的証明書として扱われます。

また共同購入による友達や家族への分配はできません。

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