友人が馬の牧場を新しく作って経営し始めました。
その友人は競馬場につてがあるため、競走馬を引退してすぐの馬をほぼ無料で引き取り、鞍付けや様々なことに慣らし、人が乗れるようになった程度で個人のオーナーや、他の会員制乗馬クラブに販売しています。
牧場には5頭以上10頭未満の規模で調教中の引退競走馬がいます。
ところで、友人は乗馬の最低限の知識はあるものの、騎乗はプロの指導者と言える程度ではなく、初級指導者の資格がギリギリあるかないか程度です。
調教済みと判断した馬に、体験乗馬として子供を乗せたりしていますが、正直何か事故があっても何の補償も保険もないので、危ないな、と私は思いますが。
馬の販売に関して家畜商的な資格を取っていません。
動物取扱業の資格も取っているかどうか怪しいです。
こういう言わば経営素人が、いきなり何百万円もの家畜を販売することが許されないものなのでしょうか?
回答
ikkagon:
馬等を販売・交換するのに必要な資格は家畜商免許です。
これなしでこのような業務を行うと罰則があります。
https://pets-legal.com/livestock-dealers/
つまりこのような人がいきなり何百万円もの家畜を販売することが許されないです。
趣味で乗馬をして指導者資格も持っていますが、競走馬から乗用馬へのリトーレニングは相当な知識と経験が必要で私などのレベルでそう簡単に出来るものではないと思っています。引退競走馬ですから鞍付けなどの本当に初期の調教は既にされているはずですからこの方が馬の初期調教の知識があるかどうかは非常に疑わしいです。
リトーレニングへの講習会へも参加したことがありますが、クラブを運営しているベテランの指導者ですら知らないような内容もありとても指導者資格があるなしの人が出来るようなものではないです。
事故が起きる前に説得しきちんとしたトレーニングを行っている施設でちゃんと研修を受けて頂くことが非常に重要と思います。
ヒロユキ・モチダホースマンシップ
https://www.hmhhorsemanship.com/
などがあります。