スロットマシンの起源について
「カジノのスロットマシンは、テーブルゲームをする男性を待つ女性の暇つぶしのために置かれたもの」という文を漫画で見かけました。
興味深く思い調べましたがそれらしい記述は見つからず、真偽がわかりません。
このことに言及されている本やホームページをご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
回答
naz********:
そのような話は、私も何かで見聞したことはありますが、ソースが思い出せません。
アメリカでスロットマシンが最初にブームとなった20世紀初頭、スロットマシンメーカーが密集していたサンフランシスコでは、「男が集まる場所」(酒場や煙草屋など)には必ずスロットマシンが置かれ、人気を博していたそうです。この時点では、スロットマシンは女性のゲームという認識はなかったようです。
「スロットマシンは(とりわけ年配の)女性のゲーム」という認識に変わったのがいつごろかはわかりませんが、おそらくはネバダ州でギャンブルが合法化されてカジノが建つようになった1931年以降のことだと思います。
現在、スロットマシンにお色気テーマの機械が非常に少ないのも、そう言ったステレオタイプがあるためです。メーカーとしては若い人を取り込もうとして、ビデオゲーム要素を付加してみたり若い層に人気のある芸能人をテーマにしてみたりなどしていますが、なかなか意図した通りにはならないようです。
1170292:
Wikipedia英語版の「スロットマシン」でw歴史」の項を読んでも、「最初は数多くのバーに設置された」という記述しかなく、テーブルゲームの話は出てきません。
ガセか、途中でそのような歴史があったことをあたかも興りであるかのようにミスリードしている可能性が高いと見込まれます。