競走馬が重度の骨折をすると安楽死になると聞きました。
サイレンススズカの動画を見て知りました。
今はいろんな動物の義足だとか車椅子だとかそういうのが発展してますが、馬の脚はどうにもならないのでしょうか。
寝たきりだととても苦しむ。だから安楽死を選択する。
サイレンススズカの動画を見て、色々調べて涙が止まりませんでした。
回答
ent********:
あのレースはリアルタイムで見てました。非常に悲しい場面でした。
馬の体重は約450キロ、それをあの細い足で支えなければなりません。仮に義足を付けたとしても満足に歩けないので血液循環の悪化と他の3本足に負担がかかり病気を併発して亡くなると思います。
1D非公式:
馬は歩けなると他の機能にも影響及ぼす事になるから、やむを得ず安楽死の処分がくだされます。
あのスズカのシ―ンはテレビで観てましたが、涙が止まりませんでした。
競馬歴約30年ですが、私の中では彼が歴代最強馬です。きっとそれは変わらないでしょう。
雪馬:
馬は自分の脚で歩き、動くことでその不釣り合いなほど大きな身体のシステムを回しています。歩かなければ全身に血が回らず(蹄機作用)、腸もちゃんと動きません。
即ち、歩けなくなればそれらのシステムが働かなくなりちゃんと生命活動が出来なくなるほど。骨折からの蹄葉炎や疝痛などが起こるのはその為。
じゃあ、寝かせとけ、吊らせとけ、などの意見が上がりますがこれらもNO。自重で内蔵も潰れ、床擦れからの化膿→感染を起こすほど脆くアンバランスな生き物なのです。
義足や車椅子が仮に、完璧に馬の負重を賄って蹄機作用などそうした問題を全てクリアできたとしても。大動物用のそれらが発明されたとしても。馬がいきなりそうした「よくわからないもの」を大人しく受け入れるでしょうか?話して説明して理解できるでしょうか?答えは否。暴れて更に転び骨折が酷くなったり新たな怪我を負うか、それらの処置をする人が怪我もしくは死ぬか。
海外では義足の試みが一部で行われていますが、全ての骨折馬への実用化などほど遠い。そもそも馬ごとに馬格が違うから一つずつ個体にあったオーダーメイドが必要。
予後不良診断、安楽死処置というのは馬のためを思ったもの。決して要らないからの処分ではない。安楽死処置も麻酔や鎮静を入れて眠らせ、意識も呼吸も止めて塩基バランスを変えるため薬剤血注し心停止。痛みも苦しみも感じない、「安楽」死。
これをさせず無理やり生かした結果がテンポイント号やサンエイサンキュー号の悲劇。骨折段階で悲しいが安らかに眠れるよう見送るべきだったのに、無理繰り無責任な世間やオーナーの声をきいて生かした結果、蹄葉炎などを併発し最期は衰弱しきって動かぬ肉塊となりました。
JBOY:
サイレンススズカ・・・大好きな馬でした。
他の馬に影響されず、レース展開にも左右されず、自ら逃げて勝つ。
私は今でも彼は強いと思っています。
人間の都合で「走るため、勝つため」に配合され生まれてきたサラブレット。
悲しいことですし賛否はいろいろあると思いますが、もう走ることができない負傷を負ったら、せめて苦しみを長引かせることなく逝かせてあげたい。
それがせめてものお礼であり慰めと考えることにしています。
スズカだけでなく名もあまり知られていない馬たちも同じように悲しい話は沢山あることでしょう。
人間の都合です。
- JBOY
- あっ、言っても仕方ありませんが彼の子どもが走る姿を見てみたかった。
四方青山:
テンポイント
1150130358:
馬は歩いて全身の血液を循環させている為、寝たきりの状態になるとどの道死んでしまいます。
そのため、苦しむ時間を少なくするために安楽死を選ぶそうです。
ent********:
あのレースはリアルタイムで見てました。非常に悲しい場面でした。
馬の体重は約450キロ、それをあの細い足で支えなければなりません。仮に義足を付けたとしても満足に歩けないので血液循環の悪化と他の3本足に負担がかかり病気を併発して亡くなると思います。
1D非公式:
馬は歩けなると他の機能にも影響及ぼす事になるから、やむを得ず安楽死の処分がくだされます。
あのスズカのシ―ンはテレビで観てましたが、涙が止まりませんでした。
競馬歴約30年ですが、私の中では彼が歴代最強馬です。きっとそれは変わらないでしょう。
雪馬:
馬は自分の脚で歩き、動くことでその不釣り合いなほど大きな身体のシステムを回しています。歩かなければ全身に血が回らず(蹄機作用)、腸もちゃんと動きません。
即ち、歩けなくなればそれらのシステムが働かなくなりちゃんと生命活動が出来なくなるほど。骨折からの蹄葉炎や疝痛などが起こるのはその為。
じゃあ、寝かせとけ、吊らせとけ、などの意見が上がりますがこれらもNO。自重で内蔵も潰れ、床擦れからの化膿→感染を起こすほど脆くアンバランスな生き物なのです。
義足や車椅子が仮に、完璧に馬の負重を賄って蹄機作用などそうした問題を全てクリアできたとしても。大動物用のそれらが発明されたとしても。馬がいきなりそうした「よくわからないもの」を大人しく受け入れるでしょうか?話して説明して理解できるでしょうか?答えは否。暴れて更に転び骨折が酷くなったり新たな怪我を負うか、それらの処置をする人が怪我もしくは死ぬか。
海外では義足の試みが一部で行われていますが、全ての骨折馬への実用化などほど遠い。そもそも馬ごとに馬格が違うから一つずつ個体にあったオーダーメイドが必要。
予後不良診断、安楽死処置というのは馬のためを思ったもの。決して要らないからの処分ではない。安楽死処置も麻酔や鎮静を入れて眠らせ、意識も呼吸も止めて塩基バランスを変えるため薬剤血注し心停止。痛みも苦しみも感じない、「安楽」死。
これをさせず無理やり生かした結果がテンポイント号やサンエイサンキュー号の悲劇。骨折段階で悲しいが安らかに眠れるよう見送るべきだったのに、無理繰り無責任な世間やオーナーの声をきいて生かした結果、蹄葉炎などを併発し最期は衰弱しきって動かぬ肉塊となりました。
JBOY:
サイレンススズカ・・・大好きな馬でした。
他の馬に影響されず、レース展開にも左右されず、自ら逃げて勝つ。
私は今でも彼は強いと思っています。
人間の都合で「走るため、勝つため」に配合され生まれてきたサラブレット。
悲しいことですし賛否はいろいろあると思いますが、もう走ることができない負傷を負ったら、せめて苦しみを長引かせることなく逝かせてあげたい。
それがせめてものお礼であり慰めと考えることにしています。
スズカだけでなく名もあまり知られていない馬たちも同じように悲しい話は沢山あることでしょう。
人間の都合です。
- JBOY
- あっ、言っても仕方ありませんが彼の子どもが走る姿を見てみたかった。
四方青山:
テンポイント