競走馬の血統
父・母はともかく、とりわけ「母の父」が
重視される理由は何であろうか?
回答
alb********:
母は産んでも多くても10頭前後、父は大種牡馬だと子供だけで1000頭越えとがざらなので、「平均への回帰」が起きやすいからです。同父母の同性兄弟姉妹でも能力が大きく違うなんてのはざら、母が産んだ子数頭では「この血統はこう言う感じ」と言うのが読めないのです。
10を平均するのと、1000を平均するのでは能力予測の精度が全然違うわけで、実際には母父よりは母の影響が強いのは当たり前ですが、読むための指標としては母は使い難いわけです。
いわゆるステマ配合などであれば、ステイヤー向きで気性難でわりあい丈夫な仔が生まれやすいなと予想できるわけで、短距離向きの馬を作りたいならこの配合を避けるはずです。
- alb********
- つまり準母系のデータを切り捨てるわけですが、データとして掴みがたい準母系(母の母、父の母の母など)を切り捨てて、実用に足るやりかたがサイアーライン重視(父、母父重視)だと言えます。
江○市民/タップ:
特に重視はしていないが現役馬が牡馬か牝馬で違うと思っている。
牡馬なら父の影響より母親方の影響を受けやすいので、母の父が父だった時代の傾向が反映されやすい、サンプルが多い故に引用しているだけで寧ろ、母の血筋(祖母、曽祖母、4代母、5代母・・・とその父親たち)
逆に牝馬なら純粋に父親の現役時や産駒の特徴が反映されやすい・・・。
母が持つ能力は母の父にも由来するからです
その母系にどんな種牡馬が代々配合されて来たか?が大事であり、一番強く影響を与えているのが母の父だからですね
例えば母自体の競走成績が凡庸であるのに優秀な産駒が生まれる事があるのがその証拠、能力は種牡馬(直接の父)からのみ遺伝される訳では無いので、繁殖牝馬の評価をするには母系自体の質に加えて母父の資質も考えないといけないと言う事です(^_^)
chimpenzee:
数が多いので傾向が読めるからです。
父は子供が何百頭からといますけど、母は頑張っても年に1頭。
傾向を読むには数が足りません。
そこに来て母の父は父と同じく子供が何百頭もいるので傾向がわかるのです。
とは言え、遺伝子検査が発達した現在だと母を調べた方が早いでしょうけども。
まぁ民間の手法ですね、母の父は。
とらじろう1050556072:
母父の影響が色濃くでる種牡馬が多いから