からに興味を持ったにわかなんですが、追い込みってどういう理屈で勝ってるんですか?

力を溜められるとからしいですけど先頭との差があるのでまずは先頭に追いつかないといけません、そしてさらに追いついてからも追い抜かなくてはなりません。そんな凄い脚を持っている、そんな凄いスタミナを持っているのであればもし最初から逃げだったらそのまま逃げ切れたのでは?もし先行だったらちょっとの頑張りで先頭になれるのでは?結果論かも知れませんが、追い込み馬が勝てる理屈をお願いします。

回答

無気力P@ボカロP:

にも一定のスピードを持続させるタイプとか短い時間の切れ味があるタイプとかいます。


ではマウント取らない。:

脚質(逃げ、先行、差し、追い込み)は馬の性格とその馬のスピード能力によって決まります。
一般的には先行、差しがどんなにも臨機応変に対応できる脚質なんで有利です。
ただ馬こみ(馬の集団の中に入る)に入るの嫌な馬は馬ごみに入れると能力を発揮できなくなるので一番前走るか、最後方走るかになります。
この時点でそういう性格の馬は逃げになるか、追い込みになるかはわかりますよね。
じゃあ、なんで追い込みという不利な脚質を選ぶのか?
それは止まった状態から加速する時の加速力がない馬が追い込み馬になります。
出足が悪い馬はスタートで出遅れるので自然と最後方追走になります。
ある程度スピード出てからは加速できるんですけどね。


lux********:

の多くがトラック型のなので、基本的に前脚質(逃げ・先行)が有利です。

コーナーで内側を走る・外側を走るでは、数十メートル~数百メートルの差が生まれるとも言われ、基本的に内側を走って、距離のロスを減らすように走ります。

そうすると、全体的に内側に固まるので、後方にいると、前に馬がいる(壁)になってしまいます。

なので、前方にいる方が走りやすいので、前脚質(逃げ・先行)が有利なんですね。

ただ、同じ競馬場でが進むと、内側の馬場が荒れてきて走りにくくなるし、前・内側の良いポジションを取ろうと積極的に動くほど、レースのペースが速くなり、馬への負荷・負担が多くなります。

前・内側の有利が、後・外側で走った方が有利になることがあるんですね。

それが後方脚質(差し・追い込み)が勝てる理屈の一つになります。

また馬には気性や走り方に特徴・個性があります。

周囲に馬がいると興奮したり、逆に怖がってパニックになったりしてまともに走れなくなったり、一完歩が大きいため、ポジション取りやコーナーリングで細かな動きが苦手な馬がいます。

こういった特徴・個性から、逃げのような積極的にポジションを取りに行けないし、先行・差しといった馬群の中で走らせるより、追い込み・後方待機で馬の走力・ポテンシャルを最大限活かす方が良い場合もあります。


ミナガワマンマ:

結果として逃げ先行馬がバテて失速しているからです
それに加えて後方からの馬が良い脚を使った際に、形には綺麗に追い込んだ様に見えるんです
だからレースの流れによっては追い込みが不発、届かずに終わる事の方が多いんですね
基本的にはレースで一番良い成績を挙げているのは先行馬若しくは中団よりも前の位置から差す馬ですよ?(^_^)

逃げ先行馬がバテていないのにそれでも追い込みを決める馬→ディープインパクトでしたね(^_^)


cra********:

おっしゃる通りです。
が、馬は生き物なので、大逃げじゃないとまともにやってくれない馬もいれば(とか)、囲まれて揉まれるとやる気を失う馬、スタートが苦手すぎて必然的に後ろからになってしまう馬もいます。

言い換えれば、追込で勝てる馬は相当な素質馬ということにもなります。

ウマ娘からならゴールドシップをご存知だと思いますが、彼はスタートが苦手です。
パワーとスタミナがありロングスパートが得意ですが、瞬間的な加速力は高くないとされています。

性格的な部分もあるでしょうが、実は足首が弱く、強烈なや、最終直線で一瞬でトップスピードに乗せるような切れ味ができなかったと語られています。

物事はえてして消去法で、最後尾の追込から早め仕掛けのロングスパートが得意だったのではなく、スタート難と切れ味不足による消去法の戦略だったということです。
それでGⅠ6勝ですからとんでもない馬です。

また性格面だけではなく、個性として得意なペース配分があったりもします。
例えば「どうやっても爆発的なスピードは出せないが、常に同じ速度(平均よりやや高い速度)でずっと走るのが得意な馬」は逃げになり、
例えば「他馬の陰で平均より低い速度で走るぶんには疲れずに走れて、疲れていなければ15秒だけ著しく高い速度で走ることができる馬」は差し追込になります。

どういうペース配分を取れば最高効率で力を出せるかが、馬によって違うということです。
稀に何でもできる馬もいますが(直近ではとか)、ほとんどの場合はできることが限られていて、できることをやるしかないので、これも消去法です。

特に逃げは空気抵抗の面からもちゃんと不利で、みんな先行の位置につけられるならつけたいので、逃げ馬がいない場合はどうぞどうぞの譲り合いで全体がとんでもないスローペースの展開になることもあり面白いです。

興味あればこちらも
https://company.jra.jp/equinst/63-2018-3.pdf

speranza city:

競馬ってバテたら負けのなんですよ。
バテると急激にスピードが落ちるので、その分リードをとってない限り負けです。
当然前にいる馬からバテていくので追い抜くというより前が下がってくるのを待つという戦法が追い込みです。だからそんなに強くない馬は展開にないと勝てないです。
ペースがゆったりしているときは前がバテませんので瞬発力だけで前の馬を捕まえる必要があります。
だから瞬発力に優れた馬は後方で待機する作戦が向いていると言われています。


京都のぶぶ漬け:

何故追い込み馬は逃げないのか…と言うと「馬が前に行きたがらないから」の一言に尽きるでしょう。無理に前に行かせようとすると走る気無くしちゃう可能性もありますからね。あとは何処ぞのシップさんみたく出遅れ癖が激しすぎて前に行きたくても行けないとか。そしてそこから捲れるスタミナや前集団を纏めて差せる末脚があるから勝てるって訳です。


JIRO:

追い込みは一番弱いと確かに言われていますね。
私のイメージ的には体力を温存しながら最後尾につけて、ラストで一気に攻める感じですかね。ダークホース的な。
実際の競馬でも何回か追い込み馬に泣かされた記憶があります。

あ、肝心な事を言い忘れましたが、ウマ娘の追い込みはまぁまぁ優秀ですwww


1052990353:

説明が長くなりますがご拝見頂けると幸いです。おっしゃる通り、追い込み馬は勝つのは比較的難しい戦法です。競馬は前目が基本確かに有利ですが、競馬にもまあ色々あるんですよ。まずはスタミナのことから話しましょう、スタミナの負荷が一番大きいのは逃げ馬で負荷が一番少ないのは追い込み馬です。これはマラソンと同じで前をキープするのは精神的な負荷がかなり大きく、ただでさえ必死に前目に出て脚を使ってる中、後ろから抜かれた場合にまた盛り返すのは者様が思ってる以上難しいことなんですよ。

そして本題の何故追い込み馬がどうゆう理屈で勝っているか?ですが、結論から申し上げますと展開が向いたから勝つのです。競馬はレースによってペースが多少なりともぶれます。ペースがゆったりだったり、ペースが早かったりと、まあ色々あります。追い込み馬が良く勝つパターンは逃げ馬が最終コーナーでバテるくらいのハイペース、そして最終直線残り200mで先行馬もバテるような明らかに早いペースを生んだレースは追い込み馬や差し馬が勝ちやすいというわけですね。


oti********:

おっしゃるとおりです。
追い込みは利点よりデメリットが多いです。
これが芝の整地ができていなかったり、高速芝でない昔なら体力勝負になりやすい面もあったので追い込みも有効でした。
ただし、今は芝が軽くなり、荒れにくくなったのでメリットはほとんど無いです。

では、何故追い込みをするか。
囲まれたときに、かかりやすかったり、エンジンがかかりにくかったり

ようは先行したくてもできないから追い込みになるのです

無気力P@ボカロP:

競走馬にも一定のスピードを持続させるタイプとか短い時間の切れ味があるタイプとかいます。


知恵袋ではマウント取らない。:

脚質(逃げ、先行、差し、追い込み)は馬の性格とその馬のスピード能力によって決まります。
一般的には先行、差しがどんなレースにも臨機応変に対応できる脚質なんで有利です。
ただ馬こみ(馬の集団の中に入る)に入るの嫌な馬は馬ごみに入れると能力を発揮できなくなるので一番前走るか、最後方走るかになります。
この時点でそういう性格の馬は逃げになるか、追い込みになるかはわかりますよね。
じゃあ、なんで追い込みという不利な脚質を選ぶのか?
それは止まった状態から加速する時の加速力がない馬が追い込み馬になります。
出足が悪い馬はスタートで出遅れるので自然と最後方追走になります。
ある程度スピード出てからは加速できるんですけどね。


lux********:

競馬場の多くがトラック型のレース場なので、基本的に前脚質(逃げ・先行)が有利です。

コーナーで内側を走る・外側を走るでは、数十メートル~数百メートルの差が生まれるとも言われ、基本的に内側を走って、距離のロスを減らすように走ります。

そうすると、全体的に内側に固まるので、後方にいると、前に馬がいる(壁)になってしまいます。

なので、前方にいる方が走りやすいので、前脚質(逃げ・先行)が有利なんですね。

ただ、同じ競馬場で開催日が進むと、内側の馬場が荒れてきて走りにくくなるし、前・内側の良いポジションを取ろうと積極的に動くほど、レースのペースが速くなり、馬への負荷・負担が多くなります。

前・内側の有利が、後・外側で走った方が有利になることがあるんですね。

それが後方脚質(差し・追い込み)が勝てる理屈の一つになります。

また馬には気性や走り方に特徴・個性があります。

周囲に馬がいると興奮したり、逆に怖がってパニックになったりしてまともに走れなくなったり、一完歩が大きいため、ポジション取りやコーナーリングで細かな動きが苦手な馬がいます。

こういった特徴・個性から、逃げのような積極的にポジションを取りに行けないし、先行・差しといった馬群の中で走らせるより、追い込み・後方待機で馬の走力・ポテンシャルを最大限活かす方が良い場合もあります。


ミナガワマンマ:

結果として逃げ先行馬がバテて失速しているからです
それに加えて後方からの馬が良い脚を使った際に、形には綺麗に追い込んだ様に見えるんです
だからレースの流れによっては追い込みが不発、届かずに終わる事の方が多いんですね
基本的にはレースで一番良い成績を挙げているのは先行馬若しくは中団よりも前の位置から差す馬ですよ?(^_^)

逃げ先行馬がバテていないのにそれでも追い込みを決める馬→ディープインパクトでしたね(^_^)


cra********:

おっしゃる通りです。
が、馬は生き物なので、大逃げじゃないとまともにやってくれない馬もいれば(ツインターボとか)、囲まれて揉まれるとやる気を失う馬、スタートが苦手すぎて必然的に後ろからになってしまう馬もいます。

言い換えれば、追込で勝てる馬は相当な素質馬ということにもなります。

ウマ娘からならゴールドシップをご存知だと思いますが、彼はスタートが苦手です。
パワーとスタミナがありロングスパートが得意ですが、瞬間的な加速力は高くないとされています。

性格的な部分もあるでしょうが、実は足首が弱く、強烈なスタートダッシュや、最終直線で一瞬でトップスピードに乗せるような切れ味勝負ができなかったと語られています。

物事はえてして消去法で、最後尾の追込から早め仕掛けのロングスパートが得意だったのではなく、スタート難と切れ味不足による消去法の戦略だったということです。
それでGⅠ6勝ですからとんでもない馬です。

また性格面だけではなく、個性として得意なペース配分があったりもします。
例えば「どうやっても爆発的なスピードは出せないが、常に同じ速度(平均よりやや高い速度)でずっと走るのが得意な馬」は逃げになり、
例えば「他馬の陰で平均より低い速度で走るぶんには疲れずに走れて、疲れていなければ15秒だけ著しく高い速度で走ることができる馬」は差し追込になります。

どういうペース配分を取れば最高効率で力を出せるかが、馬によって違うということです。
稀に何でもできる馬もいますが(直近ではイクイノックスとか)、ほとんどの場合はできることが限られていて、できることをやるしかないので、これも消去法です。

特に逃げは空気抵抗の面からもちゃんと不利で、みんな先行の位置につけられるならつけたいので、逃げ馬がいない場合はどうぞどうぞの譲り合いで全体がとんでもないスローペースの展開になることもあり面白いです。

興味あればこちらも
https://company.jra.jp/equinst/63-2018-3.pdf